さぽろぐ

自然  |札幌市北区

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 ここは、のんびりと写真を撮りながら…まったりと自然に話しかけている 私、かじほのかのBlogです。
Blogをやってみようかと…思って何年経ったのだろう…(^^;;
やっと重い腰を上げて作ってみました。
 こちらの進行も…きっとのんびりだと思います(^^;;

 ・カメラ
  OLYMPUS E-330 ・ E-500
  その他(歴代のコンデジたち…下画像参照)


 決してOLYMPUSの回し者ではありませんが…(^^;;

 こっち系の知識が然程ありませんので、えっちらおっちらです…
 よろしければ、お付き合い下さい。
 クリック出来る写真は、「大きなサイズ」あるいは「Zorgのページ」にジャンプします。
 (別ウィンドウで表示されます)

 ・親サイト(完成予定は未定…) → 「ことのはね」
 ・「seAsOw」として、かみさんとこんなこともやってたりします…
  → 「海蒼 絵葉書館」
 ・かみさん(久米はるか)のBlog → 「ふわり・舞う・毎日」

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年05月08日

シエンタなGW…その2

 5月3日。連休2日目。
今日は、はるかがどうしても行かなくてはならない用事があり、私が娘の面倒を見ることに。
なので、屋外での作業は一切行えない。

 そこでまず始めたのが「三つ叉配線作り」である。

久しぶりにキボシ端子とカシメ工具を手にしての作業。手のひらの変な場所が痛くなった(^^;;
三つ叉配線とその他必要と思われる配線をいくつか作ったところでお昼。

ただ…朝の授乳ははるかが済ませておいてくれたとはいえ、何か物音がすると気になってしまう…。
「ん?…どうしたどうした」「あれ?おしっこ?うんちかな?」「…ミルクにはちょっと時間早くないか?」etc…
これを毎日やっている…そう考えると「母は強し」である。
後ではるかに聞いてみたら「最初はアタフタしたけど…まぁ…慣れだよね(^^;;」らしい…。

 午後からは2階の空き部屋で作業がしたかったので、娘を2階の「母娘用寝室(仮)」に寝かせる。
前後の内張に対しての制震対策(風)の作業。
  
内張の継ぎ目をコーキングで固めるために、邪魔なフェルトを一度外す。
写真はフロントドアだが、大きく2つのパネルが組合さっている。
そこをコーキングで固めて、「なんとな~く」な部分にレジェトレックス(制震材)を貼る。
白っぽい発泡ウレタンはドア側の施工とぶつかる部分だけカッターで切り取る。
リヤの内張は写真取り忘れ…(^^;;作業内容は殆ど同じ。

 今回のデッドニングは「軽めに…足りないくらい…」がコンセプト(^^;;
事前に色々と情報を集めてみたところ、皆それぞれにやり方が違っている。
勿論車が違えば…と言うのは分かるのだが、その人の考え方や音造りの方向性で、
やっている作業が正反対になっていたりする。つまり「決まったやり方がない」…そう感じたのである。
ただ、殆ど全ての人が「やりすぎは良くない!」と言っているのである。
そこで「足りなければ足せばいいが、一度貼ったものを剥がすのは大変…だから軽めにいこう!」となった訳である。
それと予算も限られていた。如何せん当初の予定よりも早く買ってしまった車である。
最初から「車に使える金額はこれです!」とはるかから言われている中で納める事も必要だった。
不足があれば、またゆっくりとやればいいのだから…。

 こんな2日目…はるかが戻ってきたのが17時頃。
娘の面倒を見ながらの作業は遅々として進まず…。はるかが帰宅後は作業に集中出来るものの、
18時を過ぎれば辺りは暗くなってしまうので屋外の作業は出来ない…。

 …さ…明日は朝早く起きて…気合い入れてやらないと…
(つづく…)  

Posted by honoka at 22:56Comments(0)DIY

2009年05月07日

シエンタなGW…その1

(今回のLogは備忘録みたいなものです)

 さてさて…今回のGWは、ほぼカレンダー通りの休みな我が家。
本来ならば1日の夜に、何処かへ向けて旅立っていたのが今までである。
しかし…今年からはそうも行かないのは先日のLogでお分かり頂いていると思われる(^^;;
だからといって、家でただ娘と戯れるにも限界があろう…と言うわけで、
シエンタ号の内部弄りを行うことにした。

 元々、変更を加える予定を立ててはいたものの、
内張を剥がす作業に関しては暖かくなるのを待っていた。
北国で車を自分で弄る方は分かると思うのだが、最近の車は「ネジ」で固定されている部分が少ない。
特に内装部分でプラスティックな部分は、殆どが「樹脂のピンかフック」で固定されている。
樹脂なのでどうしても寒いと割れてしまうのである。
それで暖かくなる春を待っての作業。しかも天気予報は「連日晴れです」。
仕事で使っている工具箱を持って帰って、準備万端!
絶好の日和…となるはずであった…(^^;;

 さ~て…5/2の作業は…っと。

 まずは右フロントドアの内張を「ベキベキっ」っと剥がす。


そして、フロントドアの純正スピーカーを外すのだが…

まぁ…下調べで分かってはいたのだが…リベット止めである(^^;;
普通にビスで留めようよ…TOYOTAさん…
ドリルで揉んでやると、結構あっさり外る。

勢い余って外側の鋼板まで突き抜けると涙目になると思うので、そこは慎重に…。
そうしたら、大きめのサービスホールの型を取っておく。

マジックでなぞって少し大きめに切り取り、後程鋏で切り出すことに。

 右フロントが終わったら次は右リヤスピーカー。
まず後々作業の邪魔になるものは、元気なウチに外してしまう。
最初は左右サードシート。

ここはこの2本のビスで留まっているだけ。化粧カバーが取れれば楽勝。
そして右セカンドシートも取っ払ってしまう。

こうなると作業がやりやすくなる。

右リヤの内張は、スライドドア開口部後端のカバーと配線カバーを外す
→2列目と3列目用のシートベルト固定ビスを外す→リヤハッチスカッフプレートを外す
→内張は手前下・奥下・残りをベキベキっ…って順番が外しやすかった。
 
これが純正装着のスピーカーである。左がフロント用、右がリヤ用。
フロント用はメーカーも分かりませんが、リヤ用は一応Pioneer。
マグネットも思ったより大きめである。

…さてさて…ここで問題になるのがシエンタのリアスピーカーの設置状況である。
普通はインナーパネルに丸い穴が開いていてそこに直接(あるいは樹脂のバッフルボードを使い)留まっている。
フロントドアはセオリー通りについている。
ところが、リヤに関しては上半分と下半分のパネルが段違いになっており、下側はわざわざ固定用にL字の金具がついている。
スピーカーの下半分はパネル内に収まらずに、外から丸見えなのである。
今回、型紙を取っている時点で気付いている方もいると思うが、作業の1つはスピーカー交換とデッドニングである。
しかし…リヤスピーカーの設置状況とリアクォーターパネルの壮絶な状況を見て…
「まぁ…適当に…。基本はフロントだし…リヤはDVD見る時くらいしか気にしないし…orz…。」
えっ…と…シエンタでMultichannel化を本気で考えている方は、リアスピーカーに注意です。
Stereo(2ch)で良い方はフロントのみをお奨めします。リアに関しては、サテライト型が一番無難かも知れませんねぇ…。


さてさて…次に登場するのは、久しぶりの作業台とジグソー。
純正SPが取り付けられていた穴にそのままは取り付けられないのでバッフルボードを使います。

とにかく前後のスピーカー1つずつを先に外したのはこの為です。
ホームセンターで買ってきたMDF板に型を取り

ジグソーで切り抜く…。

そして、防水対策のためにウレタンニスを数回重ね塗りして天日干し(^^;;
あとは残った左の前後内張を剥がし、シートも運転席と助手席を残して取っ払う。
シートが取れたらフロントドアの防水ビニールを剥がす。

この時点で17時半過ぎ…風が冷たくなり、気温も10℃を下回る。
この日はこの辺で終わることにしたが…
(つづく…)  

Posted by honoka at 23:40Comments(0)DIY

2009年05月02日

ご無沙汰でした…

昨年の12月、「しえんた号」納車のLog以来のご無沙汰です(^^;;

1月はwakaさん・いちこちゃんと室蘭→函館→日本海沿岸経由→札幌と撮影に出かけてました。
その後の仕事始めの日…「しえんた号」事故りました…一気にBlogを書く手が止まりました(^^;;
車はすっかり直って帰ってきましたが、暫く落ち込んだのは言うまでもありません…

2月は「冬の旭山動物園」「支笏湖氷濤まつり」「小樽雪あかりの路」に行ってきました。

3月は…何処にも行ってません…(^^;;

それは…

はるかのBlogをご覧の方や、Zorgでの限られた方は既にご存じかと思います。
去る4月1日、我が家に娘が誕生しました。

何だかんだと公私共にドタバタしていたこともあり、
すっかり放置していたこのBlog…。
現状ではなかなか撮影に出かけることも出来ないので、
気が向いた時の更新になるかと思います。
それでも写欲が薄れていることはなく、撮り続けていたのは…やっぱり娘(^^;;

ご報告代わりになりますが、誕生から1ヶ月間の写真です。



これからもよろしくお願いします。  

Posted by honoka at 03:29Comments(0)日常

2008年12月22日

終わりと…始まりと… 最終話「始まり…」

 そして…12月21日。空は曇り…少し肌寒く、そして薄暗い朝を迎えた。起きた時は日の出の少し前。
まず1階へ下りてストーブの温度を上げる。そしてシャワーを浴びてから服を着る。
私とはるかのカメラを準備して代車へと積み込んだら、はるかが起きてくるのを待つ(^^;;

 目的地は静内(新ひだか町)。

何故か前日からお腹の調子が今一つ…。千歳市に着いたあたりで一旦トイレへ…(^^;;
若干時間が押していたのもあって、千歳から道央道に乗り、そのまま日高道へ入る。
終点の日高富川から門別町に入った辺りで雪がちらついてきた。
空を見ると薄曇りからうっすらと太陽が見えている。「止んで欲しいね」と2人とも思っている。
今まで何回かあったが、全て晴れ。今回は曇りなのは仕方ないので…と思っていたら雪が止んだ。
どうやら局地的な降雪だったようである。

 この時午前10時少し前。この時間にこの辺を走ることは無かった。
いつもはもっと早い時間か深夜である。…まさかこんなに車が多いとは思わなかった。
10時で約束していたのだが、従兄の元へ辿り着いたのは結局10時半。
「おぅ!よく来た!」「この時間って車結構走ってるのね…」「そか?…まぁ…そうかもな」
と普通の挨拶もほどほどにショールームのテーブルで最後の手続き。

 「よぉっし!車んトコ行くベ!」…ついに…いよいよご対面。

 実は到着した際に、向かいのガソリンスタンドから戻ってくる車がチラッと見えた。
…でもワザと見ないようにしていた。

一通りの説明を受けて再度ショールームに戻り、しばし雑談。

 その時にこんな話になった…
「気をつけなきゃいけないのは、3秒後・3分後・3時間後・3日後・3週間後・3ヶ月後って言う3のつくときなんだ」
と私が言うと「何?その世界のナベアツみたいなのは」とはるかが笑っていた。
「それに3秒って何さ?他はまだ分からないでもないけど…」
確かにそうかもしれない。でもコレは私が実際に見たことのある事故。
20歳の時に初めて新車を買った頃…その日は点検でディーラーへと行っていた。
そこは車屋が軒を連ねる通りで、隣も別のメーカーのディーラーだった。
私は担当の営業マンと、外で車を見ながら談笑していた。
その時、隣のディーラーからイイ感じの排気音が聞こえてきて、赤いスポーツカーが現れた。
どうやら納車だったようで、挨拶をし車道へと出ようとしていた時である。
「ありがとうございました」と営業マンが頭を下げ、そして…車の方を見た直後…
「グワッシャーン…!!!」と言う音とともに赤いスポーツカーは無惨な姿へと変貌を遂げた…
右から来たトラックにぶつけられたのである。
赤いスポーツカー…「日本唯一のスーパーカー」と呼ばれ「総アルミモノコックボディ」とか
「開発にアイルトン・セナが関わった」とか「何だかんだで1000万円くらいする」ような
「最近、後継車の開発の中止が発表された」そんな車である。
元々「3分」から始まっていたのだが、これ以来「3秒」が加わった(^^;;
「頼むからこの車で3秒は勘弁してね…」と泣きそうな顔で話すはるか…
…いや…大丈夫だから(^^;;

 本当は乗る前に色々と写真を撮ったりしたかったのだが、
外が思いの外寒かったのと、その間待っていなくてはならない従兄に申し訳がなく、何もせずに出発。
無事ディーラーを出て、この日は素直に帰路につく。
でも…「新冠の駐車場で写真撮る」と早々に予定変更(^^;;

 やっと紹介できます。我が家の新しい仲間です。



 トヨタ・シエンタ。今年の春くらいから色々と考えて最終的に候補になった車である。
私たちの行動と、これからの生活の変化を考えて出たベストアンサーでした。
同じコンセプトで他メーカーだとホンダ・フリードになるんだけど…あの顔はどうしても好きになれなかった…(^^;;
実はホンダにも従弟がいる…今回お世話になった従兄の実弟である(^^;;ゴメンナサイ…
ナンバーは特に頼んでいない。それでも、ほのかの「ほ」がついたり憶えやすい数字だったりもする。

 

ダッシュパネルを撮っていたらはるかが現れたのでそのまま撮った…私も撮られていたが…(^^;;

 実は…はるかは諸々の事情により「生まれて初めての新車」だった。
私よりもwktkしており「なんか…借りてきた車に乗ってる感じ…」と暫く言っていた。
そして何よりもはしゃいでいたのが「オドメーターが1桁しか動いてない!」と言うこと。
まぁ…私も「手元に来た時に150kmも走ってたらヤダなぁ…」と思って静内まで取りに来たのである。
実際に手渡された時はこの距離。



そして…札幌まで長いのをいいことに…



と…(^^;;

150kmはちょっとタイミングが合わずに撮れず…200kmは今朝私の出勤中に到達…で撮れず(^^;;

 本当なら昨日のうちにLogを上げるつもりでいたのだが、
帰ってきてから大量にある説明書を読みながら色々と弄っているうちに23時を回ってしまったのである…。

 最近の車は「慣らし運転」なんて必要ないと言われているのは知っている。でもこれは、「気分」の問題。
これから長く乗っていこうと思っているからこそ、最初のうちは慎重に、丁寧にアタリをつけたいのである。
だから本当は「雪が無くなってから」買うつもりだった。…まぁ…仕方が無いんだけどね…こればっかりは…。
「雪道で無理出来ないんだからイイじゃん」という人もいるが、ある程度から徐々に調子を上げていくのが「慣らし」
しかし…冬道で無茶をすればそれこそ…まぁ…なんとも歯痒いが何とかするしか無い。
そして…新冠で車を撮っているあたりから雪が降り始め、門別まで戻った時にはほぼ吹雪…。
しかも、元々積雪がなかったので道路はベチャベチャ…水はねまくり…(^^;;
この季節は仕方がないとはいえ…ゴメンなぁ…な感じである。

 さて…これから色んなイベントが目白押しな我が家。
 
 この子とはどんな思い出がのこせるのだろう…。  

Posted by honoka at 23:42Comments(2)機材

2008年12月21日

終わりと…始まりと… 第4話「始まりの前に…」

 シビック君を静内に置いてしまったので通勤の足が無くなった。
元々、車で動くことを前提で自宅の場所も決めているので、
こうなってしまった時は…まぁ何とかなるものである(^^;;。
私の会社は外回りがメインの仕事なので、ほぼ1人に1台が割り当たっている。
状況によっては直行や直帰も多いので、訳を話して通勤に使わせてもらった。
そして12/7…この週も(通常時間帯だが)勤務だったので、
週末恒例の買い出しに向かっていた時に従兄から電話が入った。

「おぅ!。代車いる?」

何だ…てっきり納車が早まるのかと思ったよ(^^;;

一瞬どうするか迷ったのだが、結局借りることにした。
はるかと別々に動かなければならない時に、会社の車で遊びには行けない(^^;;。
さてさて…行けるとしたら…12/13しかない。
そして…そのまま車を借りに行って終わらせないのが私たちなのは言うまでもない。
さてさて…そしたらその後…どこへ行こうかなぁ…と。

 まぁ、色々と考えて迎えた12月13日の土曜日。静内までは「JR」で行く。
よくよく考えてみれば「カメラバッグ」を抱えて地下鉄やJRに乗るのは初めてである。
さすがに全ての道具は要らないので最小限にしているのと、バッグがスリングショットなのが救い。
朝7時半過ぎに家を出て、実家のマンションに「てぇーびぃー号」を置かせてもらう。
そこから5分程で地下鉄の駅に着き、札幌駅へ…。
予定より20分程早かったので先に切符を買うことに。
自動券売機では買える範囲を超えていたので「みどりの窓口」へ。
「んと…静内まで大人2枚」「特急は使わない?自由席だけで良いですか?」「はい」
「カチャカチャ…4080円です」「え?…はい」
実は前もって料金は調べてあり、「1人3000円ちょっと」なのは分かっていた。
だから「2人で4080円」と言われて「???」となったのだが、切符を見て納得。
「1日散歩きっぷ(道央圏用)」と言う土日祝用フリー切符。静内もしっかりその範囲内に入っている。
(写真を撮ろうと思ったら…既にはるかが無くしてました…)
この切符、普通車の自由席ならば印刷されている範囲内で発券日に限り乗降自由なのである。
「これって…結構遊べそうな気しない?」とはるかが言い出す。
確かに、考え方次第で色々と楽しめそうな気はするが…「でもさ…うちらって結局車で動くよね…」でおしまい(^^;;
札幌駅のなかにあるドトールで朝ご飯を食べ、9時少し前に札幌駅を出発。
途中、苫小牧で10分程待った以外はスムーズな乗換…。
そして…静内に到着したのは…12時。家を出てから4時間半である(^^;;
車なら…いつものコースで2時間ちょっと。まぁ久しぶりの鈍行列車の旅も良いもんです。

 静内駅に到着すると、従兄が向かえに来てくれていた。「おぅ!まず店行くべ」とディーラーへ。
「ちょっと書類に名前と住所書いて欲しいんだけど…」と言われたのはキャンペーンの用紙。
色々と項目があるが「セールスマンが良かった」と言う選択肢を見つけた時には「これはこれにしないと…」と(^^;;
それが書き終わる頃に「いや…実はな…」と苦笑いしながら切り出された内容は…
「15時くらいにならないと代車が戻って来ないんさ…
それまで社名はいったバン乗っててもらって、戻って来たら連絡するから来てもらって良いかい?」と言われる。
良いも悪いも無い(^^;;。まずは代車の代車を借りてお昼ご飯。
そして…結局朝が早かったので車で睡眠…とは言っても1時間もなさそうなので、シートを倒して休んだだけ。
15時ちょっと前に公園から古本屋へと移動してマンガを1~2冊読んだ辺りで電話が来た。
結局何だかんだと16時近くに代車を受け取ってディーラーを後にする。

そして向かった先は…

広尾町にある「サンタランド」
この時期はクリスマスのイルミネーションもあり、また「サンタ」の時期でもあるので一度来たかった場所である。
向かいながら「ところで何時までやってんの?」と色々と調べ、何とか間に合うことが判明。
「観光地ならそれなりに遅くまでやってるでしょ?」と思ったあなた…そんなあなたは都会人(^^;;
16時過ぎると暗くなるこの時期。田舎にある施設は18時には終わってしまうことはザラ。
時間は何とかなると分かったが、問題は「雪」。
大雪で通行止めとかではなく、今年は雪が「少なすぎる」のである。と言うか「無い」
山にはあります。道北の方まで行けばあります。でも少なすぎます。
しかも途中で「雨」まで降ってくる始末…いったい今は何月なんだよと思いたくなる。

 

ま…それはさておき、久しぶりの撮影。カメラも何とかメンテナンスから間に合って帰ってきた。
いや…しかし…イルミネーションなんてそれこそ今年の2月くらいが最後だから10ヶ月ぶり?
何をどうしたら思ったように撮れるのか忘れてる…修行が足らんね…(^^;;

広尾までの道中で雨が降ったりもしたが、広尾はしっかり晴れている。
冬の日の晴れた夜は…寒い…凍れるのである。
暖を求めて、グッズ等を売っていたり子供たちが作ったサンタを展示している建物へと避難。
それにしても…サンタっていうのは見てるだけで心が優しくなる。暖かくなる。そんな気がする。

 

1時間程の滞在だったが、まぁ仕方がない。
次は何年後か分からないが、その時にはもうちょっとゆっくりしていこう…。
なにせ…

静内~広尾町~札幌(自宅)まで500kmを越える道程なのである。
代車借りて、その足で500kmも走って帰る私たちはきっと馬鹿だな(^^;;

そして…既に日付が変わって…今日…ついに始まりの日を迎える…


つづく…  

Posted by honoka at 01:40Comments(0)機材

2008年12月15日

終わりと…始まりと… 第3話「始まりへの終わりへ…」

 11月23日はシビック君との別れが決まった日。
この日、私たちは帰りの足が無かった。そこで従兄が自宅(札幌)まで(静内から)送ってくれる事になった。
さすがのはるかも実印は持っていなかった(^^;;。
まぁ…あとは引越してからまだ一度も来たことがない従兄も家を見たがってたので、
お言葉に甘えて片道100kmを越える距離を送ってもらったのである。

そのため、シビック君には荷物がまだ残っている。
そこで翌週末の11月30日に「てぇーびぃー号」で再び静内へ。
前日が当番で夜勤(何ヶ月ぶりだろ…)だったので、明けの8時に会社へ向かえに来てもらい、そのまま静内へ。
12月目前ともなると、雪の少ない静内でも寒さは厳しい。しかもこの日は風も強く雪も降ってきた。
「外じゃ寒いべ。工場の中でやるべや。」とブースターと金槌を持った従兄が現れる(^^;;

photo by Haruka

工場の人が移動させるのに何度もセルを回そうとしたのと、このところの寒さですっかりバッテリーは弱っていた。
そして…なかなかセルも回らない。必死で叩くこと数分…何とかエンジンが掛かる。
従兄も手伝ってくれ、しかも「ゴミあったら投げてやる」とありがたいお言葉(^^;;
実は結構ゴミが積みっぱなしだったりもするのである。

※…あ…ここで「北海道方言講座」(^^;;
「ゴミを捨てる」の事を北海道では「ゴミを投げる」と言います。
なので「ゴミ捨て場」は「ゴミ投げ場」となり「投げ捨てる」は「投げ投げる…」…いや…ならない…(^^;;


カーステレオは7年近く使ったので、今回でお役ご免。でもスピーカーはシビック君が来た時に買ったので取り外し。
ちなみに純正のスピーカーはエッジがボロボロになり鉄の枠とコーン紙が離れていたので既に廃棄済み。
スピーカーを含めて本当に必要なものはそれほどなく、ゴミの方が多かったかもしれない…。
勿論、シビック君には必要でも次では要らないものも含まれてはいるが…。
そして工場から外へ出すために、再度セルをひっぱたいでエンジンを掛ける。
外へ出した後、あまりにも数が少ないシビック君のために、写真を撮ってあげた。
せめて洗車してあげたかったけど、それは叶わない。汚いままでゴメンな…。

 

もっとあるけど、ナンバーの細工が面倒くさいと思って、この2枚は最初からBlog用に撮った。

「ヒラメ顔」と称されていたEGシビック。しかもその中での最低グレードである「EL」。
この子はその特別仕様車である「EL-X」。特別装備で残っているのはリアスポイラーとパワーウィンドかな(^^;;
この頃のシビックは1500・1600ccがメインだけど、この子は1300ccのSOHCでシングルキャブレター。
最初の写真を見ると判るが、今となっては懐かしい「円形のエアクリーナー」なのである。
それでもMTなのもあって、燃費の最高値は17km/Lを越えた。
40Lタンクを満タンにして、次の給油までに700km以上走ったのである。普段でも12km/Lは普通に走った。
車重が1t以下と軽いのもあるだろう。軽の「てぇーびぃー号」と差ほど変わらない重さなのである。
しかし…10年を過ぎた車は「環境によろしくない」とのことで自動車税が割高に…2000ccクラスとかわらない金額。
そしてEGシビックのハッチバックには4WDの設定がない。札幌なので何とかなっていたが、冬にシビック君で遠出をしないのはこの為。
しかも今の家は坂の上(っつーか山の上?)なので、帰宅も一苦労(^^;;
「望んで買った車ではなかった」けれども、徐々に愛着が沸くのはいつも乗っているから。
正直この時…まだシビック君を手放す実感が沸いていない…。おかしなものである(^^;;

そして…荷物を移して帰路へとつく直前の写真…。



PLフィルタなんて無いから、まともにガラスが反射している。
…でも、イメージはこの通りかな…。
中にあるカーナビは既にディスクが読み込めず「ただのカーTV」と化している。
カーステレオは先の通り、ここでお役目終了。
多分、自分の中で最初で最後になるだろう「タコメーターの無い車」。
やっぱり「ゴメンね…」と思ってしまう。まだこの時は…。

つづく  

Posted by honoka at 22:21Comments(0)機材

2008年12月14日

終わりと…始まりと… 第2話「終わりは…始まり…」

 なんとか…静内まで辿り着いたシビック号。
ここにきてもまだエンジンを止めることは出来ない。
「押し掛け」でエンジンを掛けたので、セルモーター自体はこの日まだ1回も動いていないのである。
地球に厳しいのは判っているが(^^;;今日だけは勘弁してください。
 取り敢えず右岸でハクチョウや鴨たちを撮っていると、少人数の団体さんが現れる。
私らも一緒になって餌をあげながらその姿を撮ったり、手から直接食べさせたりと。
そしてお腹が空いてくる時間…静内に来ると朝はいつも同じ店である。
…とは言っても…実は「静内駅の中にある食堂」。そこで「野菜天うどんとオニギリ」がいつものパターン。
駅の中には「立ち食いそば屋」もあるのだが、食べるためのスペースがなく、駅のベンチに座って食べなくてはならない。
なので、いつもこっちの食堂で食べている。
でもね…普通のガステーブルで大判焼を作っているのは初めてみたなぁ…(^^;;

 そうこうしているうちに、従兄も仕事がはじまる時間となる。ひとまずメールで探りを入れると、まもなくして携帯が鳴った。
「いやさ…じつは13時くらいまで空きがないんだけど…」…はい…何とか時間潰します(^^;;。
こうなったら仕方がない…前日大して眠れていないので、車の中で寝ることに。
今度は左岸へ行く。こっちには駐車場とトイレが併設されているので、ちょっと便利。
眠りにつく前に、シビック君の今後についてちょっと話し合ってみる。
「確かに残り半年もないけど、多少お金かかってでも直さないことにはどうにもならん」
「だからと言っても、いつまで持つか判らない部品では困るし…。」
「かといって新品の部品なんか無いだろう…。」「ところで何日修理にはかかるんだ?」
そんなことを言い合っているうちに、お互いに意識を失っていった(^^;;

 目が覚めると12時ちょっと過ぎ。お腹も空いてなかったので、従兄のディーラー近くの古本屋へ…。
適当にマンガなんかをみていると「おうっ!帰ってきたわ」との連絡が。
早速従兄に車を見せると…「あぁ…ダメだなぁ…」…あぁ…そうですか(^^;;
「直すとしたら?」「…直すの?…うぅん…新品部品はないしなぁ…」「…(えぇ…分かってますとも)…」
「本気で直す?」「可能なら…」「いやなぁ…」

 しばらくの沈黙が続いた後…「見積もってみるか?」

…この言葉で「シビック君」は最期の時を迎えることが決定しました。
そして…シビック君のエンジンを切ります。次にエンジンを掛けることを考えずに…。
キーにかかった手が一瞬とまどいを見せる。色んな想いが駆け抜ける中…
静かにキーを手前に捻る…。
来春、買い換える前の最後の旅を何処にしようか。そんなことを考えるまもなく…。
まさか…この静内が最期のドライブになろうとは…。
そして…「ブルン…」と小さく身震いをして、エンジンは止まったのである。

 もともと考えていた車は伝えていた。だから話はスムーズに進んでいる。
必要装備やグレードなんかは確かに話し合ってるんだが、私は「心ここにあらず」…。
見積を作っている間も、何か焦点の定まらない何処かを眺めている感じだった。
いやね…良いんですよ。確かに来春には買い換えを考えてましたからね…。
支払いも無理がないのであれば良いですよ…決裁権は私にありませんから(^^;;。
ただ…今まで何台も車を買って来たが…一番「夢うつつ」な感じで話が進んでいる…。

 そして…気が付くとこんな書類に印鑑押してるし…



ってか…何ではるかは印鑑持ってきてんだろう(^^;;

 つづく…  

Posted by honoka at 23:44Comments(2)機材

2008年12月01日

終わりと…始まりと… 第1話「終わりの、始まり…の準備」

※ はるかの先のLogをこちらで引き継ぐことにした。
  と言うか、「あれま…先に書いちゃったのね」だったのでそうしてもらった。

先ずは、はるかのLogの前説(^^;;

 私の車はEGシビック。
今は「シビック」と言うとセダンでハイブリッドもあって…みたいなイメージだろう。
人によっては「TYPE-R」が真っ先に浮かぶ人もいるかも知れない。
…んがしかし…EFシビックで初めて「VTEC」と言う(当時は)反則なエンジンが初登場。
その後のモデルチェンジでEGとなったのだから…そう、古い車なのである(^^;;。
1993年…もう15年も走り続けた車が我が家のシビック君である。

 この子が私の所に来たのが2007年2月17日。これがその日の写真。



正直…望んで買った車ではなかった。
色々と事情があり、妥協の産物と言っても過言ではない。
それでも…この車にしたタイミングが結果としてなんとも絶妙で随分助けられた。
 納車時のオドメーターは約6万km。年式に比べ走っていない。
前のオーナーが全く遠出しない方で毎日乗るけど毎日10km以内みたいな感じだった…らしい
それでも流石に古いだけあって色々とトラブルはあった。
冬~夏までは使うことのない「エアコン」。夏になっても「温風」しか出なかった(^^;;。
ガスがすっかり無かったので入れてもらったら1ヶ月も経たないうちに全部オゾン層を破壊しに行ってしまった。
底からは「カラカラガラガラ」…。「どこかの固定が外れてビビってるか?」と思ったが触媒内部から鳴ってるらしく、
直すとなると触媒そのものを交換しないとならないらしい…。
オイル交換とタイヤ交換を同時に行うのだが、その度に「オイル結構滲んでますねぇ…」と言われる。
前回は「もう滲んでいると言うより漏れてますよ(^^;;」くらいになっていた。
夏のタイヤはひび割れて溝は残り1.5mmくらい。スタッドレスは前の車から付け替えたけど、プラットフォームまで5mm。
この冬が終わったらスタッドレスタイヤは履き潰すつもりでいた。
来春には我が家の車は2台車検を向かえる。
はるかの「てぇーびぃー号」は既に12万kmを突破。私のシビックも10万kmに手が届く。
1台に纏めて買い換えようと言う案も出ている。それまでは何とか騙し騙し行くしかないのである。

(※スタッドレスタイヤのプラットフォーム…北海道民でも知らない人がいるので一応解説。
通常タイヤには「スリップサイン」と言うのがある。「これがタイヤの表面に出てくるぐらい摩耗したら交換してね」というもの。
勿論スタッドレスタイヤにもそれはある。しかしスタッドレスタイヤの性格上「冬道での性能確保」が必要となる。
各メーカーが(多少の違いはあるが)「約50%の摩耗がスタッドレスタイヤとしての限界」としており、
そこまで摩耗するとスリップサインと似たような部分が現れる。これが「プラットフォーム」である。
超省略して言えば「スタッドレスタイヤとしてのスリップサイン」みたいなものだが、
プラットフォームが出た後でも「夏タイヤ」としてならまだ使えるので、スリップサインとは区別してこう読んでいる。)


 そんななか…ちょっと騙しきれない症状が出てきた。エンジンがかからないのである。
…いや…正確に言えば「セルモーターが回らない。」
最初にその症状が出た時は、2回目で回った。
その後も時々症状が出るものの、早朝の若干冷え込んだ時が多かったので「バッテリーかな…」程度に考えていた。
それでも常に2~3回キーを捻らないとセルが回らない状況になってきた時にバッテリー交換を考えた。
でも…何かひっかかる…セルモーター以外に「バッテリーが弱っている時の症状」が全くないのである。
例えば「エンジンの回転が下がるとライトが暗くなる」とか「時計が遅れ始める」とか…
困った時には静内の従兄(^^;;。今回も電話で相談…「どう思う?」「バッテリーじゃないな…セル自体だ。」
イヤな予感は当確表示である。翌日近所のホームセンターで比重計を買ってきて計ってみると…「とっても健康なバッテリー」と言われた(^^;;。
イヤな予感は当選表示になった。流石にセルモーターは分解して直す技術は持っていない。
部品を取り替えるにしても既に製造終了から10年以上経過している車の新品部品はかなり厳しい。
リビルドや中古を使うにしても元々10年以上前に製造された部品…正直いつまで持つのやら…。

「とにかく春まで何とか騙し騙しだな…」
従兄から言われていたのは…「セルの中が腐食して固着してるのが原因だろう。昔はよくあったんだが、金槌の柄でひっ叩け!そうすれば動くから。」
その後徐々にセルの回りは渋くなり、数回ひっ叩いてやっと動く日々が続く。
そして…11/22土曜…いつものスーパーに買い物へ行き、帰ろうと思った時…またセルが回らなかった。
今回は強情だった…何度叩いても動かない。屋内駐車場に無情に響く、鉄と木の衝撃音…。そして「カチッ!」としか言わないセルモーター…。
従兄に電話してみたが「叩いても回らないんなら…どうしようか(^^;;」…そりゃそうだ…。
取り敢えずスーパー(ホームセンター併設)の中で出口スロープまで押せれば(うちのシビックはMTなので)「押し掛け」が出来る。
「コレでダメならお店の人に助けてもらおう」…そう思った会心の一撃でセルが回った(^^;;。
ひとまず家に帰り「家族会議(参加者2名と1羽…もう1羽は別荘に籠もっていた…)」の開催である。
4.8秒で結論が出た。「明日静内に行って従兄と今後について相談。全てはその後。」…確かに他に選択の余地はない(^^;;。

 静内へは通常車で2時間程度かかる。出来るだけ早めに行きたかったのと、このところ写真を撮ってなかったので久しぶりに朝の鳥撮りも兼ねる。
昨年静内に行った時に「自遊空間」が国道沿いに出来ていた。「あそこなら従兄のディーラーも近いからいいね」なんて言っていた。
しかし…自遊空間のHPに静内店が見当たらない。しかしそれ以外の色々なページにはヒットする。
不安に思ったはるかが、そのページの電話番号にダイヤルすると…「何とかリサイクル静内店…」なんて言っていたらしい…。つまり…閉店(^^;;。
さて…シビックで車泊はちょっと無理…かといって静内の旅館なんてそんな予算はない。
仕方がないので中間点の苫小牧の自遊空間で朝までいて、そこから行こうと言うことになる。

 そして…日も変わり11/23日曜の早朝…やっぱりセルモーターは回らなかった…
何とか押し掛けしてエンジンを掛けると一路静内へと日高道(現在無料の高速)をひた走る。
途中、道の駅でトイレに夜がエンジンを止めることは出来ない…なんて地球に厳しい車なんだ(^^;;…。

 そうして訪れた静内川右岸緑地。

  

そして…ここへと続き
…その続きは…またこのBlogにて…  

Posted by honoka at 23:20Comments(0)機材

2008年11月05日

秋巡り。そして…

 結局1ヶ月ぶりの更新です(^^;;。
でも…ゆっくりLog書いている時間がなくって…
このままだと結局何にも書かないで終わりそう…。
だから写真とZorgのリンクだけ入れておきます。
Zorgのキャプションも見てみてください。

2008年10月5日 美瑛町の丘から…
Zorgで知り合った「Bun」さんと一緒に美瑛巡り…


2008年10月5日 美瑛町 白金 碧池
案内看板まで出来てしまったこの場所…。
いつまでこの池を残すのだろうか…



2008年10月5日 十勝岳望岳台
Bunさん曰く…翌日は良い天気だったらしい…(^^;;



2008年10月12日 南幌町営球場
この日が今年の最終戦!


2008年10月12日 由仁町 ゆにガーデン
初めて行って初めて載せる写真は…コレで良いのだろうか(^^;;



2008年10月13日 札幌市南区
札幌市内の秋。定番の豊平峡。



2008年10月13日 札幌市西区
札幌市内の秋。ここも定番かな…。平和の滝。


2008年10月18日 札幌市豊平区
札幌市内の秋。馴染みの公園。西岡公園。
実は…たまに散歩に来た父とばったり…だったりもする(^^;;



2008年10月18日 札幌市豊平区
札幌市内の秋。馴染みの公園。西岡公園。



 いかがだったでしょうか?
そろそろカメラをメンテナンスに出す時期。少し写真はお休み。
ただ今回は…いつまで自然を撮るのを休むのかなぁ…  

Posted by honoka at 23:36Comments(2)山・紫・水・明

2008年10月04日

地元巡り…そして…

上富良野の千望峠で仮眠を取っていると、目が覚めるほどの土砂降り…。
しかし…それにも負けないのがこの時の睡魔(^^;;
雨が上がったくらいで丁度目が覚めた。もうすぐお昼。
お昼ご飯は美瑛で気になったお店があったのでそこに行ってみた。
ついでに美瑛の丘を廻ろうと言うことになり、適当に走っていると…
「ご自由にお持ち帰り下さい」という看板がある「ヒマワリ畑」が出現。



「え…?」と想いながら車を停める。「っていうことは入っても怒られないって事だよね?」
そんなことを言いながら畑の中へと入っていく。
正直季節はずれ…どうやらボランティアが植えているらしい。
よくよく見てみると、近所の家はここの畑から取ったと思われるヒマワリが活けてあった。
「たまには新栄の方へ行ってみるか…」で来てみると、向かいの畑でトウキビ(とうもろこし)の収穫中であった。



まだ雲が多く、陽が射したり隠れたり…。そんな丘の町を走っていると…はるかのケータイが鳴った。
名古屋にいる祖母の容体が芳しくない。とにかく受け止めて祈るしか出来ないのが歯痒かった。
そして…何となく哲学の樹に行きたくなった。キガラシを探していたが、哲学にはあるはずも無いのに…



あった…でも反対側(^^;;そして…やっと陽の光が入り始めた。



そして振り返ると…



そこには低く黒い雲…。それでも回復傾向の空に願いを込めて、上富良野・富良野方面へと動く。
はるかが撮りたがっていたもの…黄金色に輝く稲穂。上富良野にそれはあった。

  

上富良野はどちらかというと稲作が少ない地域である。
それでも町の平らな土地が広がるところでは黄金色に稲穂が輝いていた。
もう新米の季節…秋なのである。

そして最後に寄ったのは…



北の峰のニングルテラス。この時間になると、とてもいい雰囲気になる。
撮影には辛いけど…(^^;;
実はこの時…親友の仕事が終わるのを待っていた。
上富良野の彼の会社で会うことになったのだが、まだちょっと早かったんで…。
程なくして連絡が入り、上富良野へ戻る。
上富良野へ行くたびに顔を出し、近況を話していた。
ただ…いつもは深山峠や日の出公園に昼間寄るものだから、
お客さんが出入りしていて話をしていても「あずましくない」
今回は彼の会社(自営)で夜。時々携帯は鳴るものの、ゆっくりと話ができた。
気が付けば結構遅い時間…帰宅したら日付変わるな(^^;;

さてさて…次はどこに行くんだろう…(もう決めてるけどね(^^;;)
  

Posted by honoka at 01:31Comments(0)春・夏・秋・冬

2008年10月03日

そして地元へ…

 もうそろそろ日没というあたりで、最終日の目的地へと向かう。
最終日は「美瑛・上富良野・富良野」と言う地元三昧である。
まずは白金の白銀荘へ行き、疲れをしっかりと洗い流す。
ここに初めて訪れたのは、私がまだ小学生…ここはまだ小さな山小屋であった。
いまでも山小屋なのは変わりない。それでも週末は入浴客で混み合う。
そして晩ご飯を食べてパーキングで一休み。データ移動や翌日の準備をして車泊場所へ。
天気は正直…期待できない(^^;;。生暖かい風が強く吹き、気温も高め。
朝霧にはとても過酷な条件だが、「万が一」のためにここで就寝。
そして…翌朝の日の出前…



霧は殆どなく、流れてきた雲で山の稜線は見えない。
さすがにここでは「天気なり」には撮れない。欲しい条件のゾーンは狭いのである。
「だったら碧池久しぶりに行くか」と言うことになる。
天気も怪しく、西の方の空は真っ暗…そして山が見えないとなれば「雨が間近」なのである。



久しぶりに来た碧池。やっぱり陽の光がないとちょっと寂しい。
それよりも驚いたのが…これだった。



はるかのBlogでも書いているが、「案内看板」が出来たのには驚いた。
さすがに道道からの入り口は知らないと難しいかも知れないが
明らかに「観光客用」に道が造ってある。
以前にも書いたが、この池は元々あったものではない。
美瑛川の砂防工事で川の流れを変える際に出来たものである。
だから見に来る人が多くなったのであれば、危険回避のためにあえて案内看板を付けたのだろう。
そして工事が進めばいつか消えてなくなるはずだった…。
しかし…この状況は「何とか残しそう」な雰囲気である。
でも…立ち枯れている白樺はいつか朽ち果ててなくなってしまう。
それは差ほど遠くない将来であろう。その時どうするのか…きっと美瑛町の判断だと思うが…
この池は…「幻の…」で終わらせた方が良いのではないかと私は思っている…。

 白金から望岳台へと向かってはみるが、思った通り雨が近付いてくる。
取り敢えず状況だけ確認してみるが「明らかに早い」状態である。
「望岳台がこれくらいなら…」と言うことで上富良野側に抜けるついでに登山口の方へと向かった。



ふと出てきたキタキツネに思わず車を停める。
ちょっと警戒しながら近付いてくる…絶対にここで「食べ物」を与えてはいけない。
彼等に「楽」を教えてはいけないのである。
近付いてきたのは「もしかしたら食べ物をもらえるかも」かもしれない。
でもその素振りを見せないと「別に俺は物乞いしてる訳じゃない」といった雰囲気を醸しだし
そして堂々と山の中へと消えて行くのである。



そして凌雲閣に辿り着くと、もう雨雲は目の前まで迫っていた。

このあと暫く雨の予報だったので、上富良野で仮眠&休憩…。
そして午後からまた動き出したのだった…。  

Posted by honoka at 00:25Comments(0)山・紫・水・明

2008年09月30日

秋をはしごする…

 メルヘンの丘で落ち合う予定の人がいたのだが、急用のためにかなわず。
ちょっと残念ではあるが、それはそれ。仕方がないことである。
そして、ここからが今回一番の移動距離になるのである。

まずは隣町の北見市内で晩ご飯とお風呂。
とはいってもいつもは通り過ぎるだけの町…どこに何があるのかさっぱり分からず。
いつも思うこと…「どうしてスーパー銭湯のような施設は検索しにくいんだろう…」(^^;;
毎回「どこにあるんだろう?」と探しているのだが、どこかに強力なポータルでもないものだろうか…。
他力本願ではダメなのは分かっているが、PCでも検索しづらいのは勘弁である。
そして次の目的地までとにかくひた走ります。
国道よりも道道を抜けていくルートなので、事前に書き出しておき地図と照らし合わせてある。
おかげで道を間違える事はなかったが、最大の敵は「睡魔」…。
私は夜の移動に馴れているので、ある程度の時間までは何とかなる。
しかしwakaさんは…しかもご飯を食べて風呂にまで入っている。
本当ならばそのまま眠りにつきたいところだろうが、まだまだ先は長い。
何とかかんとか車泊場所のパーキングに辿り着くと、wakaいちこさんは速攻で爆睡モード(^^;;
私らは撮影データをPCに移動したり歯を磨いたりと…いつもの準備で就寝に着く。
そして朝…wakaいちこさんはあまり眠れていない様子…そりゃ…あの車じゃぁねぇ…。
日の出を前に目的地へと続く未舗装林道を4kmほど走る。
そこにあるのは…

  

タウシュベツ橋梁跡。今年は全く調べないで来てみたが、昨年よりも水が少ない。
日の出間近でちょっと風が出てしまったのが残念だが、映り込みもキレイである。
で…まわりを見るといちこちゃんがいない…。車で寝ているそうな…(^^;;良いのか?まぁいいか(^^;;

思い思いに撮ってそろそろ戻ろうかと思った時に一人の方が現れた。
「…あの顔…間違いない…」「あの…3日に1回はここに帯広から来てる人ですよね?」と尋ねてみる。
「おぉ…何で知ってんの?」アタリ!昨年出会った方である。
前回、名前も聞かないでいたが、今回も「名乗らず尋ねず」にしておいた。

 さ、ココの次は峠越えである。いわゆる「裏大雪」から「表大雪」へと向かう。
向かう峠は「三国峠」。時期が良ければ紅葉がキレイなのだが…



早かった…思ってたとおり早かった…。
分かってもいたので、休憩程度にして先に進むことにした。
峠を抜けると「層雲峡温泉」に入る。そこにあるのは「黒岳」。でも今回はスルー(^^;;。
走りながら見ても、山頂から7合目くらいは色付いている感じ。
そして…wakaさんがまたも「睡魔」に襲われる…早いよ…(^^;;
取り敢えず「これを逃したら暫く出てこない」コンビニでちょっと仮眠をとる。
なんとか到着したものの、思ったよりも車が多い。駐車場は別々になってしまった。
「黒岳」をスルーしたのは、ここに来たかったから。



「旭岳」。ロープウェイで5合目まで行き、7合目までは遊歩道(殆ど山道だが)がある。
その一番の見所はこの「姿見の池」。もう少し風がなければキレイに映り込む。
黒岳に寄っていると時間もなくなるのだが、ロープウェイを2つも乗ると結構な出費…。
今回は「旭岳」だけに絞って予定していた。
「色付いてはいるが、可能ならばもうちょっと遅い方がキレイだったのかも知れない」
そう思っていたが、この日から3日後に旭岳は初冠雪。すでに5合目まで雪景色である。
そして大雪山系の紅葉は小さな木々の葉っぱたちから成り立っている。



秋には動物たちも最後の実りを求めて動き回っている。

 

時間をゆっくりととっていたので、さほど疲れることもなく一回りできた。
すでにwakaいちこさんは姿見駅にいたので、そのまま山麓駅に下りることにした。
車に戻り、カメラをしまって出発の準備が出来た頃に電話が来た。
「わたしたちはここで帰りますぅ」といちこちゃんから。
私たちはもう一ヶ所寄ってから次へ向かう。



天人峡温泉。その奥へ続く遊歩道を歩いていくと現れてくる。
昨年は時間的に苦しかったので諦めた。そのおかげで望岳台を見られたのだが…。
今年はここが終われば移動だけにしておいたのでゆっくり見られる。
悔しいのはちょっと紅葉には早かったこと。
しかし…そう思えるのはこの滝そのものがとても美しいから。
とても気品がありそしてチカラのある滝だと思う。だからこそ「更に…」と思ってしまう。

この日はここで終了。明日は最終日。次の場所へと移動開始である。  

Posted by honoka at 23:45Comments(0)山・紫・水・明

2008年09月26日

秋の「あか」さがし

 遠軽まで来てしまえば、サロマ湖は直ぐそこ。
サロマ湖まで来てしまえば能取湖は目前。
…と言うことで卯原内のサンゴ草群生地に向かった。
遠軽を後にするくらいから徐々に陽が翳り始め、能取湖に着く頃にはすっかり雲の中。
サンゴ草の「あか」は陽の光が入るととても美しくなる。
初めて見た時は夕方近くの陽であったが、言葉を忘れる美しさだった。
まぁ…天気だけは自由にならないのだから仕方がない(^^;;

 

はるかのBlogにもあるが、最初、この鳥の名前が分からなかった。
鴎なのは見た目で判断出来るが、あまり見慣れない柄なのである。
調べた結果「ユリカモメ」なのは分かったが、夏毛しか印象にないと冬毛に惑わされる…。
鳥撮り失格…要勉強…(^^;;

その後、以前網走のZorg人に教えて貰った能取湖畔へ。
そして事件…。
道路から湖畔へ下りる時、「あ…結構ヤバいかも…」と思いながら入ってきた。
私たちの車は軽ワンボックス。そこそこ車高もあるので問題なし。問題はwaka号。
「多分最初の段差で諦めるよなぁ…」と思って、自分の車を停めて外へ出る。
振り返るとwaka号は最後の難関である「大きな水たまり(底は見えない)」に片足を突っ込んでいる。
「いや…無理だから」そう思うと程なくして「ゴリ…ガリ…」(×_×)
何とか引き返して道路に停めてもらう。



でもやっぱり良い場所…。今度は晴れた日にじっくり腰を据えてみたい場所である。

そして最後に向かったこの日の「あか」は夕陽。
昼過ぎまでの状態だと、多分早々に雲に陽が落ち夕焼けなど望めない。
それでもやっぱり「メルヘンでしょ」と言うことで、まずは道の駅に車を停める。
少し休んだ後、日没まで1時間となったあたりで動き始める。

今回は「メルヘンの丘 秋 四夕景」ということで、キャプションはZorgをご覧下さい。

   

「秋の空は気まぐれ…」本来の意味とは違うけど、そんな感じが笑みをさそう。  

Posted by honoka at 23:59Comments(0)花・鳥・風・月

2008年09月25日

秋がはじまる…

 今年の9月はおかしかった。とにかく暑い。
8月があまり暑くならなかったので「微妙だなぁ…」と思っていたが、
こんなところで帳尻を合わせてくれなくても良い感じである。
ただ…冬の降雪に関しても最近は同じような感じもするけど…。

 それでも朝晩は冷え込むようになり、秋の花の便りも聞こえてくる。
暦上は飛び石の連休だが、夏休みをまだ取っていなかったので、ここにぶつけた。
本当は19日の夜に出発の予定だったのだが、
急遽20日に仕事が入ってしまい、それを終わらせてからの出発となる。
最初の目的地で車泊する前に「どこかに温泉はないか?」と探してみる。
有名どころはちょっと遠かったので、上湧別町の「ちゅーりっぷ温泉」に行ってみた。
そうすると…なんとお祭りの真っ最中。



さほど出店の数も多くなく、それほど混雑もしていない。
よくある田舎のお祭りである。ちょっと嬉しくなって覗いてみた。
特に食べ物の値段は世相を反映してそれなりの値段であるが、
型抜きやスマートボールがそれほど高くなっていなかった。
そして…やっぱり男の子は型抜きに夢中なのである。
そんな私は…不器用だったので実は全くやったことがない(^^;;。
まぁ…お小遣いを貰っていなかったと言うのが一番の理由かも知れないが…。

 そして翌日はここ、遠軽である。



北海道では「ひまわり」と「コスモス」が同時に咲いたりもするので、
「コスモスが咲いたから秋」と言えない雰囲気もあるが、
遠軽のコスモスが見頃を向かえる頃には、秋らしくなっていたりもする。
昨年も丁度同じ頃に来ている。昨年は遅かった感があったが今回は悪くない。
ゲート直ぐには百日草が植えてあり、そこにはハナバチたちが花粉と蜜を…と言いたいが、



さすがに朝は寒いようで、全くと言っていいほど活性化していない。
レンズが身体に当たっても逃げもしないくらいだ。

 中に入ってみると変わったコスモスが目に付く。
八重咲きのコスモスなんて聞いたことも無かった。



新種で昨年は本当に僅かな数だけ植えていたそうである。
品種名は「ダブルクリック」…。
なぜそうなったかは聞かなかったが、もしかすると苦労したのかもしれない(^^;;

ここにあるコスモスは基本的に3種類。
「混合コスモス(赤・白・ピンクとその混ざり)」「黄花コスモス」そして「ダブルクリック」
気温が上がってくる頃には、どの花にも蝶や蜂が舞い降りてくる。



そしてゆっくりとコスモスを見て回った後のお楽しみはコレ



観光地の得意技「ソフトクリーム」。もちろんここでは「コスモスソフト」。
ほんのり甘酸っぱくて結構いけます。好きな味です。

…あ…そう言えば今回も…wakaいちこさん両名が飛び入り参加です(^^;;

さてさて…次に向かうは…  

Posted by honoka at 01:01Comments(2)春・夏・秋・冬

2008年09月20日

夏の思い出たち… その9

9月の連休。3連休なのだが、中日にまた友人の結婚式が入っている。
今回は披露宴のみなので、前回のような失敗はなし(^^;;

なので初日の9月13日…どこへ行こうかと迷っていたら、はるかが「ここに行く」と言った場所があった。

  

 

ここはトマムのロープウェイ山頂。雲海テラス てんぼうかふぇ。
この日は「雲海」とまでは行かなかったものの、良い感じの朝霞を見ることが出来た。
ゆっくりとお茶を飲みながら霧が濃くなり、そして晴れていく様子を見ていた。

さて…下山したところでまだ8時前。占冠の道の駅に戻ってちょっと一眠り。
帰りには、私がちょっと気になっていた場所を探してみた。



本当は「ニニウ」にある施設を探していた。あるにはあったが動いている気配がない。
そして更に見に入ってきたのは「道東道の建設現場」である。
確かにこうしてみると徐々に出来上がってきているんだなぁ…と実感できる。

そして帰り道は夕張に寄ってみた。

  

ダムは現在もう一つ大きなダムを造っており、今あるダムはそのまま沈んでしまうらしい。
正に「ダム in theダム」である。
一番右は夕張岳へ向かう途中の林道にて。
さすがにこの辺りになってくると秋の気配がちょっとずつ聞こえてくる。

9月にはいって北海道では記録的な暑さが続いている。
小樽ではつい先日、この夏の最高気温を記録してもいる。
8月が涼しかっただけにとても長い残暑に感じた。
そう言う意味では、春にあった長期予報が当たったのだろう。
確かに「残暑が長い」と言っていた。
それでも朝晩は涼しく、陽が落ちると半袖では寒い時期…
まもなく秋。そして紅葉が終われば…また半年にわたる白い季節がやってくる…
  

Posted by honoka at 12:00Comments(0)春・夏・秋・冬

2008年09月20日

夏の思い出たち… その8

 さて翌週末はそれぞれに別の用事があり撮影には行けず…そして14日は今私が向かっているPCデスク作成。
その週末の8月17日は、北海道で「夏休みが終わる日」として忌み嫌われ、別な人は待ちこがれた日である。
それと同時に海水浴場も収束を向かえ、8月末で殆どの海岸は夏の営業を終了する。
その前に夏の最後にもう一回、この海岸に人を集めたいと言う思いから始まった花火大会。今年が第1回目である。
色々と告知していた割に、寒さのせいか人もあまり集まっていない。
後日聞いたのだが、私の会社の人が「えぇ!!昼間行ってたのに全然しらなかった!」と言っていたくらいである。
おかげで場所取りは自由自在。そして花火が始まる。

  

考えたら「一眼で花火を撮る」のは初めて。なのに選んだレンズはFisheye…(^^;;
それでもまぁまぁ…イメージ通りなんだけどね…。

そんな夏も終わった翌週…8月23日
前の仕事で知り合った子の結婚式へと参加した。



ここでひとつ失敗が…。
私は高校を卒業したあと、いわゆる「内地」で生活していた。冠婚葬祭の殆どを内地で知った。
もちろん、何度か結婚式にも出席している。
その時、披露宴の招待状に「ぜひ式にも出席してください」と書かれていると、基本的には礼服での出席となる。
ところが北海道…特に結婚式専門の会場とかになるとそうではなかったりする。
実際、この時も「招待者全員が式に参列」なのである。礼服は親族のみ(^^;;
そして、内地では新郎新婦の父親は「タキシード」を着るのが普通なのだが、コチラはいわゆる「礼服」。
内地で出席した友人の結婚式。今回とほぼ同じスタイルだったが式から参列した人は全員礼服。
難しいね…(^^;;

そしてその翌日…8月24日
最初は予定していなかったんだけど「行ってみるか」と言うことで出掛けてみた。



おたる水族館。私が幼少の頃からある北海道では老舗の水族館である。
そこにいた、怪我をして保護されたウミガメ。最初はビニール等も飲み込んでおり、かなり危険だったらしい。
そして治療の中で右腕を損失。今では水槽の中で元気に泳いでいる。
そして、久しぶりにイルカやトドのショーを見た。たまには良いもんである(^^;;。

翌週末はまたも仕事が入ったのでさらにその翌週末…9月6日
岩内港にサバが来始めているとの情報を仕入れていた。
2年前に二人で結構釣り、地元の新聞にも載ってしまった場所である(^^;;
直前まで仕事だった私は、はるかに「親父の所に行って道具準備しておいて」と頼んでいた。
そうしたら父から電話が…「おいサイズでかいのが来てるみたいだけど大丈夫か?」と言われた。
大丈夫かって聞かれても「分かんない」と言うしかない。
10~15cmくらいの、いわゆる「小サバ」を狙うつもりだったのだが20~25cmのが来ているらしい。



そしてこれが釣果である。
五目釣りの私たちは、食べられるもの(大きさ)ならば何でもOK。
暫くは魚に苦労しなさそうである。

  

Posted by honoka at 10:25Comments(0)春・夏・秋・冬

2008年09月20日

夏の思い出たち… その7

翌週の8月3日
遅咲きのラベンダを求めて南富良野のかなやま湖へと向かう。
やっぱりいつものように前夜に道の駅で車泊。到着した頃は星空だったのだが…。



結局朝には「雨」。今回は予報もそうだったので「カメラ用雨合羽」見たいのを買っていった。
確かにカメラは無事だったが、私が風邪を引きそうである(^^;;。

今回は「ちょっと早い墓参り」も兼ねているので、適当なところで南富良野を離れる。
そしていつもは通過するだけの中富良野で、急にある場所に寄りたくなった。



中富良野の森林公園。そのアスレチックが置いてある場所。
多分25年ぶりくらいのはず。さすがに遊具は新しくなってるし、きっと公園そのものが変わっているだろう。
アスレチック好きのはるかは目を輝かせて遊んでいる…カメラがあるから動きはかなり控えめだけど…(^^;;。
そして上富良野に向かう途中で「干し草ロール撮る!」とか言い出したので、江花の方に入る。
そこで見つけた「テクスチャ」が…



そしてその足元には



まぁ…ご希望のものは撮れたようなので、墓参りをすませて友人のいる日の出公園を目指す。



どうも今年は「映画の撮影」とやらで、通常残す分のラベンダも含めて通常より早い時期に刈り取ってしまったらしい。
でも、地元の人々が一所懸命植えた花々はどれもきれいである。  

Posted by honoka at 09:27Comments(0)春・夏・秋・冬

2008年09月20日

夏の思い出たち… その6

 そして…この夏を一気に駆け抜けたいと思う(^^;;
いや…明日から「秋」を追いかけるので、ここで追い着いておかないと…。

7月26・27日
今回は天候にも恵まれそうなこともあって、以前から行ってみたかった雨竜沼湿原に行ってみた。
いつものように前夜のうちに沼田町に到着し、道の駅で車泊。日の出くらいに登山口に向かう。
若干曇り空になり霧も出てきた。少し気温も下がっているようだ。
6時くらいに準備を整え、管理事務所に入山届けを書いたら「いざ出発!」である。
距離があることは現地の地図からも十分承知していた。
最初は「いかにも観光地の登山道」な道なのだが、それは長くは続かない。
ふたつ目の橋(一つ目は直ぐに出てくる)を渡ったあたりから様子が変わってくる。
徐々に「獣道」のようになり始め、気が付くと道を沢が横切っている。
明らかに「登山道」となっている。足元は岩場になり、アップダウンも激しい。
正直、樽前山の方が楽だろう。それなりの登山である。
そして色々と撮りながらゆっくり2時間かかって、雨竜沼湿原に辿り着いた。



別にこの沼が雨竜沼なわけではない。こういった感じの沼がアチコチに点在している。
ここには木道が作られており、一方通行で周回するかたちになる。
ただここは、この先にある暑寒別岳等へ向かう登山道でもあり、
登山が目的の人も、この湿原を回って行くことになる。
ちょうどここから陽が射してくる。気温もグングンと上がっている。
2時間程度で1周し来た道を戻っていく。観光客が来始めたのだろう。すれ違う人数が増える。

そして昼食と軽くお昼寝したあとに、北竜町へと入る。
雨竜→北竜→沼田は順に隣町なので、来る時はワンセットな事が多い。
この「ひまわりの里」は斜面が東に向いている。なので日が傾き始めると逆行になる。
そして朝は順光の斜光。そこからトップライトと、ヒカリとの対話も楽しい場所である。



陽が翳り始めるくらいまで撮ったら、今度は沼田町に向かう。
前回は明日萌を回ったが、今回は素直にほろしん温泉に「入浴」しに行く。
温泉につかって一休みすると、すっかり辺りは真っ暗である。
ただ…この日はあまりに寒すぎる。長袖着ていても、10分じっとしてられない。
これでは蛍もなかなか飛んでくれない。
「だったら…」と車で10分くらいで着く「沼田ダム」へと行ってみる。
勿論蛍はいないが、ここには街灯が全くないのである。



満天の星空である。左側をよく見ると、縦に「天の川」が走っている。
そして蛍は…また来年である。



そして丁度この時期は、北竜や沼田で蕎麦の花が一斉に咲く頃でもある。
初めて見た時からその可憐さに夫婦揃ってやられてしまった。  

Posted by honoka at 02:19Comments(0)春・夏・秋・冬

2008年09月17日

夏の思い出たち… その5

 焼尻島に着いた初日は、正直しんどかった(^^;;。
公園から戻ったら、必死で風呂に入って寝床についた。
それでも日の出時刻はチェック済み。アラームはしっかり仕掛けてある。
前日の夕方、陽は雲の中に落ちてしまったが、比較的焼けている空だった。
そして…この宿はすぐ目の前が漁港になっており、灯台も目前にある。
7月20日と21日…今までずっと曇天だった朝とかわって、両日とも朝陽が見られた。
ただ…雲はどうしても出てくる。そんな中で、二種類の焼け方に出逢えた。

     こっちが7月20日の朝                   そしてこっちが7月21日の朝
 

撮ってる港はおなじなので灯台も同じ灯台。防波堤の上をずっと歩くことが出来るので場所を色々変えてみる。
そしてどちらも手持ちでの撮影。荷物を少なくしたくて三脚は置いてきた。
まぁ…いつも使ってる方が少ないんだけど…(^^;;
いろんな物に身体やカメラを押しつけて何とか固定する。
考えてみれば今回(と言うかいつも)の4人で「手ぶれ補正機能」が無いのは私だけである。
E-520とK10Dは撮像素子シフト、wakaさんのEF50-200LにはISがついてる。
まぁ…案外何とかなるものだったりしてね(^^;;

 そして20日は焼尻島巡りである。天売島と焼尻島はほぼ同じ大きさであり、1周だいたい10km強といったところか。
自転車を借りてゆっくり廻っていくと、狙っていたロケーションが現れる。



いつもは風車の向こうに天売・焼尻なんだけど、こっちに来たらその逆が撮りたかった。
しかも焼尻島名産のサフォーク羊の放牧場からを考えていた。
…実はこの場所、午前中をかけて島を巡り辿り着いた場所でもある。
wakaいちこさんたちとは逆方向で廻っていたので、丁度合流した感じ。
お昼になってお腹も空いたので昼ご飯へ…。
島に来る前、「サフォーク羊食べられないかなぁ…」と話していた。
そうしているとフェリーターミナル隣の食堂(まぁここにしか食堂無いけどね)から良い匂いが…。
「これってラムの匂いだよね…ってことは…」と食堂を見ると七輪で肉焼いてる。
「これってここの羊ですか?」と尋ねると「そうだよぉ…食べてくかい?」と聞かれる。勿論食べる!
値段もビックリだが、それなりの量で結構厚切りなのが嬉しい。



肉150gくらい・ピーマン半分・タマネギ1/4…これで3000円くらい。
知っている方もいらっしゃるとは思うが、実は焼尻のラム…「超高級素材」なのだ。
地元の人でも殆ど口にすることはできないのである。
北海道は羊肉の消費量全国一なのは間違いなかろうが、殆どがオージーかニュージーなのである。
スーパーに国産…まして北海道産…さらに焼尻…なんてまず無理である。
この食堂も「売り切れたらお終い」…でも旨い。こんな旨いラム喰ったことない。

しっかりとL-カルニチンを補給した私らは、この島にある国の天然記念物、「オンコの原生林」に向かった。
「オンコの木」北海道育ちの私には当たり前の木であり、小さなころはその実をよく食べた。
内地の方には「イチイ(櫟)」と言った方がわかりやすいのだろうか…。

 

いわゆる針葉樹であるオンコは、本道でも「普通の松」のようによく見る木である。
しかし…こんな枝振りには絶対にならない。
多分、この島独自の気候がこうしているのだろう。特に沿岸部のオンコは背が低く枝も細い。
しかし島の中央部(軽く山奥)に行けば木の丈も大きくなり、枝振りも見慣れたカタチに近くなる。
とにかくその容姿に圧倒されてしまう…撮った画を見ると「なににあてられたんだろう?」と言うくらい木に負けてる。
それでも原生林に着く頃には雲も晴れてお日様が顔を覗かせている。
風と木の内緒話が聞こえてくる…そんな場所である。気持ちの良い場所…初めてなのに懐かしい感じ…。
それでも…この範囲が広いので最後は急ぎ足になってしまう。
陽はまだ長いのだが(日没は19時くらい)レンタル自転車は17時前までに返さなくてはならない。
なんせ全ての店が17時に閉まっちゃう…いやぁ…いいなぁ…そのゆるい感じ(^^;;
で、自転車返して夕飯食べて…向かったのはそう…夕陽の見える公園。



やっと海に陽が沈む…3日目にしてやっとである。何枚撮ったか分からないくらい…。

これで宿に戻ると、翌日は最終日。しかも午前のフェリーで帰ってしまうのである。
名残惜しくも、充実し…疲労感と寝不足(^^;;。なんだかグチャグチャである。
そして最後の朝食をお腹一杯頂いて、出発の準備をしていると「雲丹漁の船戻ってくるわ…来るかい?」
そりゃ行きます。宿のおかあさんに付いていくとフェリー埠頭のすぐ横。



次々と帰ってくる小型船には大漁の雲丹が…。もう船からスコップで箱に移してるし(^^;;
漁協への納品が終わったら、おかあさんたちは宿に帰っていく。「また来ればいいっしょ」といいながら…。
そうこうしているともう帰りのフェリーの時間である。
港を出て行く船を、鴎や海猫が追いかける風景は、港ではよく見かけると思う。

 

しかし…こやつらはちょっと…(^^;;羽幌に着く直前まで付いてきていた。



そしてこれは羽幌のウミネコ。縄張りがあるのか島の鳥は港に入るちょっと前で帰って行く。

 船を下り、車に荷物を積むと「あぁ…帰って来ちゃった」とはるかと顔を見合わせて笑う。
私たち夫婦にとって羽幌は決して遠い町ではない。でも天売・焼尻になるととても遠くなる…。
来年はちょっと無理かも知れないが…そう遠くないうちにまた行きたい。
今度は6月…野鳥の季節に…

 そして…

帰り道。苫前を通過する。寄らなくてはならない場所がある。



苫前ウィンドファーム。昨年は来られなかったんで2年ぶりである。
ぱっと見でも風車の数は増えており、道も徐々に整備されてきている。
今では「ハイキングコース」の看板まで出ている。
特に青空での風車は久しぶり。
風車の風切り音を聞きながら、日本海に目をやれば…
そこにはちょっと前まで居たはずの島が…見えてくる…。

…島編おしまし…でもまだ続く
  

Posted by honoka at 23:36Comments(0)山・紫・水・明

2008年09月17日

夏の思い出たち… その4

 さて、そうこうしているうちに今日(7/19)は天売島と発つ日である。
朝、日の出時刻に起きてみるが、力強い海風と分厚い雲…。
すごすご戻って二度寝して…朝ご飯食べたらもう出発。
荷物は船の時間までにターミナルに届けてくれるとのこと。
なので歩いていける範囲でお散歩してみることに。

 

「ちぃ…チィ…」足元からそんな聞き慣れない泣き声。
「何の雛っこだろう」と思って探すが、なかなか姿が見えない。
「…っ!!」とはるかが気付いて指をさす。ってか…自分の足を指差してますが…。
……「ぃた」…スズメの雛っこ…まだ産毛も残ってる…。
やっぱり鳥、そして蝶が多い。曇っていて案外暗いのでうまく撮れていないが、
10種類近く見たような気がする。

さすがに朝の4時から起きて、5時から二度寝で7時に起きてると、
ある瞬間で「どがっ!」と疲れがくる。歳は隠せない(^^;;。
ひとまずフェリーターミナルへ行き、椅子の上でちょっとウトウト…。
しかし熟睡できるわけもなく、近くをふらふらとしているとwakaさんたちがいる。
「なんだろ…」と近付いていくと…



いや…近いから(^^;;
見回すとかなりの数のノラネコたち。なかには産まれたばかりだろうってのもいる

 

さっきまでの疲れもどこへやら…気が付いたら「メディアフル」ってくらい撮りまくる。
そしてそろそろ…出航の時間である。
荷物を受け取り、乗船手続きをする。程なくして焼尻を経由した船が港へ着く。
それはそのまま、私たちの乗る船が到着したのとおなじである。



港内の波は穏やかに…陽は強烈に水面を照らす。
追いかけてくるウミネコと戯れながら…波をかぶる(^^;;
港を出るとほぼ同時に強烈なうねりが船を襲う。
まともに立っていられなくなり、波もモロにかぶる。自分よりもカメラが危険(^^;;
二人もと客室に戻りタオルとティッシュでカメラを拭いてから、自分たちも身体を拭く。
客室の窓から海面が見えるくらい船が傾く。またあの二人は沈没。
この揺れはちょっとキツイ。それでも20分ほどで焼尻島へ着く。



これはまだ天売の港の中にいるうちに撮ったもの。

焼尻島に到着した私たちは、取り敢えず歩いて宿に向かう。
そして宿に着いて言われた第一声…「あれ…明日からだよね?」

…いや…野宿の準備はしていませんが…。
…ここにはキャンプ用品売ってるお店なんてありませんが…。
…そもそも飲食店はまもなく全店閉店してしまいますが…(まだ17時くらいだけどね)。
…っていうか普通の商店もまもなく終了ですが…。

…で…交渉成立!何とか一部屋作ってもらい、寝るところと晩ご飯は確保。

さてさて…wakaいちこの二人は船酔いからの復旧が遅れており、私たちもさすがに疲れた。
夕飯まで一休みして細々した事を片付ける。
そして夕食後にちょっと散歩。夕陽が見えそうな場所を地図で見つけていた。
急に復旧したwakaさんが暴走して先に行ってしまったが、まぁ…放置で(^^;;。
確かに良さそうな場所…。



でも今日は…雲に陽が沈んでしまいました。

でも、雲が減り星も見えてきたので明日の朝を楽しみに7月19日の夜は更けて行く。

…つづく
  

Posted by honoka at 01:10Comments(0)花・鳥・風・月