2008年12月14日
終わりと…始まりと… 第2話「終わりは…始まり…」
なんとか…静内まで辿り着いたシビック号。
ここにきてもまだエンジンを止めることは出来ない。
「押し掛け」でエンジンを掛けたので、セルモーター自体はこの日まだ1回も動いていないのである。
地球に厳しいのは判っているが(^^;;今日だけは勘弁してください。
取り敢えず右岸でハクチョウや鴨たちを撮っていると、少人数の団体さんが現れる。
私らも一緒になって餌をあげながらその姿を撮ったり、手から直接食べさせたりと。
そしてお腹が空いてくる時間…静内に来ると朝はいつも同じ店である。
…とは言っても…実は「静内駅の中にある食堂」。そこで「野菜天うどんとオニギリ」がいつものパターン。
駅の中には「立ち食いそば屋」もあるのだが、食べるためのスペースがなく、駅のベンチに座って食べなくてはならない。
なので、いつもこっちの食堂で食べている。
でもね…普通のガステーブルで大判焼を作っているのは初めてみたなぁ…(^^;;
そうこうしているうちに、従兄も仕事がはじまる時間となる。ひとまずメールで探りを入れると、まもなくして携帯が鳴った。
「いやさ…じつは13時くらいまで空きがないんだけど…」…はい…何とか時間潰します(^^;;。
こうなったら仕方がない…前日大して眠れていないので、車の中で寝ることに。
今度は左岸へ行く。こっちには駐車場とトイレが併設されているので、ちょっと便利。
眠りにつく前に、シビック君の今後についてちょっと話し合ってみる。
「確かに残り半年もないけど、多少お金かかってでも直さないことにはどうにもならん」
「だからと言っても、いつまで持つか判らない部品では困るし…。」
「かといって新品の部品なんか無いだろう…。」「ところで何日修理にはかかるんだ?」
そんなことを言い合っているうちに、お互いに意識を失っていった(^^;;
目が覚めると12時ちょっと過ぎ。お腹も空いてなかったので、従兄のディーラー近くの古本屋へ…。
適当にマンガなんかをみていると「おうっ!帰ってきたわ」との連絡が。
早速従兄に車を見せると…「あぁ…ダメだなぁ…」…あぁ…そうですか(^^;;
「直すとしたら?」「…直すの?…うぅん…新品部品はないしなぁ…」「…(えぇ…分かってますとも)…」
「本気で直す?」「可能なら…」「いやなぁ…」
しばらくの沈黙が続いた後…「見積もってみるか?」
…この言葉で「シビック君」は最期の時を迎えることが決定しました。
そして…シビック君のエンジンを切ります。次にエンジンを掛けることを考えずに…。
キーにかかった手が一瞬とまどいを見せる。色んな想いが駆け抜ける中…
静かにキーを手前に捻る…。
来春、買い換える前の最後の旅を何処にしようか。そんなことを考えるまもなく…。
まさか…この静内が最期のドライブになろうとは…。
そして…「ブルン…」と小さく身震いをして、エンジンは止まったのである。
もともと考えていた車は伝えていた。だから話はスムーズに進んでいる。
必要装備やグレードなんかは確かに話し合ってるんだが、私は「心ここにあらず」…。
見積を作っている間も、何か焦点の定まらない何処かを眺めている感じだった。
いやね…良いんですよ。確かに来春には買い換えを考えてましたからね…。
支払いも無理がないのであれば良いですよ…決裁権は私にありませんから(^^;;。
ただ…今まで何台も車を買って来たが…一番「夢うつつ」な感じで話が進んでいる…。
そして…気が付くとこんな書類に印鑑押してるし…
ってか…何ではるかは印鑑持ってきてんだろう(^^;;
つづく…
ここにきてもまだエンジンを止めることは出来ない。
「押し掛け」でエンジンを掛けたので、セルモーター自体はこの日まだ1回も動いていないのである。
地球に厳しいのは判っているが(^^;;今日だけは勘弁してください。
取り敢えず右岸でハクチョウや鴨たちを撮っていると、少人数の団体さんが現れる。
私らも一緒になって餌をあげながらその姿を撮ったり、手から直接食べさせたりと。
そしてお腹が空いてくる時間…静内に来ると朝はいつも同じ店である。
…とは言っても…実は「静内駅の中にある食堂」。そこで「野菜天うどんとオニギリ」がいつものパターン。
駅の中には「立ち食いそば屋」もあるのだが、食べるためのスペースがなく、駅のベンチに座って食べなくてはならない。
なので、いつもこっちの食堂で食べている。
でもね…普通のガステーブルで大判焼を作っているのは初めてみたなぁ…(^^;;
そうこうしているうちに、従兄も仕事がはじまる時間となる。ひとまずメールで探りを入れると、まもなくして携帯が鳴った。
「いやさ…じつは13時くらいまで空きがないんだけど…」…はい…何とか時間潰します(^^;;。
こうなったら仕方がない…前日大して眠れていないので、車の中で寝ることに。
今度は左岸へ行く。こっちには駐車場とトイレが併設されているので、ちょっと便利。
眠りにつく前に、シビック君の今後についてちょっと話し合ってみる。
「確かに残り半年もないけど、多少お金かかってでも直さないことにはどうにもならん」
「だからと言っても、いつまで持つか判らない部品では困るし…。」
「かといって新品の部品なんか無いだろう…。」「ところで何日修理にはかかるんだ?」
そんなことを言い合っているうちに、お互いに意識を失っていった(^^;;
目が覚めると12時ちょっと過ぎ。お腹も空いてなかったので、従兄のディーラー近くの古本屋へ…。
適当にマンガなんかをみていると「おうっ!帰ってきたわ」との連絡が。
早速従兄に車を見せると…「あぁ…ダメだなぁ…」…あぁ…そうですか(^^;;
「直すとしたら?」「…直すの?…うぅん…新品部品はないしなぁ…」「…(えぇ…分かってますとも)…」
「本気で直す?」「可能なら…」「いやなぁ…」
しばらくの沈黙が続いた後…「見積もってみるか?」
…この言葉で「シビック君」は最期の時を迎えることが決定しました。
そして…シビック君のエンジンを切ります。次にエンジンを掛けることを考えずに…。
キーにかかった手が一瞬とまどいを見せる。色んな想いが駆け抜ける中…
静かにキーを手前に捻る…。
来春、買い換える前の最後の旅を何処にしようか。そんなことを考えるまもなく…。
まさか…この静内が最期のドライブになろうとは…。
そして…「ブルン…」と小さく身震いをして、エンジンは止まったのである。
もともと考えていた車は伝えていた。だから話はスムーズに進んでいる。
必要装備やグレードなんかは確かに話し合ってるんだが、私は「心ここにあらず」…。
見積を作っている間も、何か焦点の定まらない何処かを眺めている感じだった。
いやね…良いんですよ。確かに来春には買い換えを考えてましたからね…。
支払いも無理がないのであれば良いですよ…決裁権は私にありませんから(^^;;。
ただ…今まで何台も車を買って来たが…一番「夢うつつ」な感じで話が進んでいる…。
そして…気が付くとこんな書類に印鑑押してるし…
ってか…何ではるかは印鑑持ってきてんだろう(^^;;
つづく…
Posted by honoka at 23:44│Comments(2)
│機材
この記事へのコメント
ワタクシはお財布、手帳、印鑑はいつでもカバンに入ってましてよ♪
Posted by はるか at 2008年12月15日 11:45
分かってるさ…覚悟もしてたさ…(^^;;
強がりだね…
強がりだね…
Posted by honoka at 2008年12月15日 22:24