2008年09月11日
夏の思い出たち… その3
フェリー乗り場にあった島のパンフレット。
海鳥の楽園であることは知っていたが、正直オロロン鳥以外はあまり知らない。
勿論ウミネコや海鵜は知ってはいるが、その他は何が居るのだろうと見ていた。
そして、昼間に行った「海の宇宙館」でも色々と写真を見ることが出来た。
それは夜にならないと…帰ってこない…。
宿のおばちゃんが「見に行くのかい?だったらバスがあるから寄ってくれるように言っとくね」
そういってバスの手配をしてくれた。
バスは19時頃に来るので、それまでは身体を休めて夕飯である。
今回…一応ご飯の写真も撮ったのだが…やはり食い気には勝てない(^^;;
さてさて…バスに乗って向かったのは、昼間に「きっとここだよね」と言っていた場所。
バスの運転手さんは面白く案内をしてくれる。
「多分7時32分くらいに帰ってくるから。いやね、そう言って朝飛んでったからさw。」
「それまで夕陽でも撮りながら待ってたらいいですよ」なんていう名調子である。
そして…おっちゃんが言っていた時間になると…「バサバサバサ…」とどこからともなく聞こえてくる。
「え?何?どこ?」なんて言っていると、目の前を黒い固まりが猛スピードで横切っていく。

ぜひ大きくして見てみて欲しい。写真自体は高感度ノイズがたくさんでピントもまともに来てない。
しかし…空に見える黒い物体。これが全て目的の鳥なのである。
説明に寄れば、その数数十万羽。一斉に巣穴に向かってのご帰宅である。

これもピントなんてあっていない。ただ分かるだろうか…口に魚をくわえて飛んでいるのである。
大きさはハトとカラスの中間くらい。この大きさが目の前を時速60kmで飛んでいくのである。
しかも殆ど減速しないで着地する。それは着地と言うより墜落に近い。
そもそもファインダ覗いて追いかけることすら不可能に近い。
もちろん残照すら終わろうとしている時間…暗すぎてAFすら合わない。
これは無限遠にMFで合わせ、とにかくファインダに何かが入ったらシャッターを切る…で撮れてた(^^;;
感覚的には自分から2~3mくらいだと思うので、もちろん被写界深度外。ピンボケである。
ただカメラを持参している人も多く、また海の宇宙館でみた写真でも「ストロボ」を使っている。
NikonのD3でISO25600なんてのが使えれば別だが、その写真はフィルムで撮られた物である。
それは「撮影年月日」から推測しているのだが、確かにストロボが無ければ撮れないのである。
そこで聞いてみると「特別大きなものじゃ無ければ…そうカメラに付いてるやつなら平気ですよ。」とのこと。
そしておっちゃんによれば…
「野鳥なんて殆ど夜でも見えてるんだよ。じゃなきゃこいつら(ウトウ)はどうやって自分の巣を見つけるのさ(笑)」
「だから普通のフラッシュや懐中電灯なんかは何でもないのさ。」
というわけで…

ただ、さすがに一晩中やられると参ってしまうので比較的短時間で引き上げているようである。
確かに帰って来始めて1時間もすればお腹一杯なくらい見ることが出来る。
それでも空を見ると多数の黒い点が「通常の3倍のスピードです!」ってくらいの勢いで
「これは弾幕か!?」って言うくらい飛んできている。
私らもそれくらいの時間でバスに戻り宿へと向かう。
しかし…帰り道…多分…少なくとも1羽はバスに曳かれたと思われる。
彼等は自分の巣に向かって脇目もふらず、もちろん左右確認なんてするわけもなく…突っ込んでくる。
確かに昼間…「これって…多分ウトウだよね…」という亡骸が数羽分見かけていた。
バスのおっちゃんもかなり気をつけて走っている。それは走り方で感じられる。
でも避けられないのもあるんだよなぁ…こればかりはね…。
海鳥の楽園であることは知っていたが、正直オロロン鳥以外はあまり知らない。
勿論ウミネコや海鵜は知ってはいるが、その他は何が居るのだろうと見ていた。
そして、昼間に行った「海の宇宙館」でも色々と写真を見ることが出来た。
それは夜にならないと…帰ってこない…。
宿のおばちゃんが「見に行くのかい?だったらバスがあるから寄ってくれるように言っとくね」
そういってバスの手配をしてくれた。
バスは19時頃に来るので、それまでは身体を休めて夕飯である。
今回…一応ご飯の写真も撮ったのだが…やはり食い気には勝てない(^^;;
さてさて…バスに乗って向かったのは、昼間に「きっとここだよね」と言っていた場所。
バスの運転手さんは面白く案内をしてくれる。
「多分7時32分くらいに帰ってくるから。いやね、そう言って朝飛んでったからさw。」
「それまで夕陽でも撮りながら待ってたらいいですよ」なんていう名調子である。
そして…おっちゃんが言っていた時間になると…「バサバサバサ…」とどこからともなく聞こえてくる。
「え?何?どこ?」なんて言っていると、目の前を黒い固まりが猛スピードで横切っていく。

ぜひ大きくして見てみて欲しい。写真自体は高感度ノイズがたくさんでピントもまともに来てない。
しかし…空に見える黒い物体。これが全て目的の鳥なのである。
説明に寄れば、その数数十万羽。一斉に巣穴に向かってのご帰宅である。

これもピントなんてあっていない。ただ分かるだろうか…口に魚をくわえて飛んでいるのである。
大きさはハトとカラスの中間くらい。この大きさが目の前を時速60kmで飛んでいくのである。
しかも殆ど減速しないで着地する。それは着地と言うより墜落に近い。
そもそもファインダ覗いて追いかけることすら不可能に近い。
もちろん残照すら終わろうとしている時間…暗すぎてAFすら合わない。
これは無限遠にMFで合わせ、とにかくファインダに何かが入ったらシャッターを切る…で撮れてた(^^;;
感覚的には自分から2~3mくらいだと思うので、もちろん被写界深度外。ピンボケである。
ただカメラを持参している人も多く、また海の宇宙館でみた写真でも「ストロボ」を使っている。
NikonのD3でISO25600なんてのが使えれば別だが、その写真はフィルムで撮られた物である。
それは「撮影年月日」から推測しているのだが、確かにストロボが無ければ撮れないのである。
そこで聞いてみると「特別大きなものじゃ無ければ…そうカメラに付いてるやつなら平気ですよ。」とのこと。
そしておっちゃんによれば…
「野鳥なんて殆ど夜でも見えてるんだよ。じゃなきゃこいつら(ウトウ)はどうやって自分の巣を見つけるのさ(笑)」
「だから普通のフラッシュや懐中電灯なんかは何でもないのさ。」
というわけで…

ただ、さすがに一晩中やられると参ってしまうので比較的短時間で引き上げているようである。
確かに帰って来始めて1時間もすればお腹一杯なくらい見ることが出来る。
それでも空を見ると多数の黒い点が「通常の3倍のスピードです!」ってくらいの勢いで
「これは弾幕か!?」って言うくらい飛んできている。
私らもそれくらいの時間でバスに戻り宿へと向かう。
しかし…帰り道…多分…少なくとも1羽はバスに曳かれたと思われる。
彼等は自分の巣に向かって脇目もふらず、もちろん左右確認なんてするわけもなく…突っ込んでくる。
確かに昼間…「これって…多分ウトウだよね…」という亡骸が数羽分見かけていた。
バスのおっちゃんもかなり気をつけて走っている。それは走り方で感じられる。
でも避けられないのもあるんだよなぁ…こればかりはね…。
Posted by honoka at 22:12│Comments(0)
│花・鳥・風・月