2008年09月11日
夏の思い出たち… その2
さすがに初めてフェリーに乗った二人は早々に沈没していたが、
私たちは何度か船にも乗っており、寝不足での撮影旅行はいつものことなので酔うこともなかった。
一旦焼尻島を経由したフェリーは天売島へと到着。
港には予約していた民宿の方が向かえに来てくれていた。
これからの予定を話すと「荷物は持って行っとくわ。自転車はあそこで借りれるよ。借りたら宿に寄ってね」
そう言われて自転車を借りに行く。おばちゃんが飴と島の地図を渡してくれた。

宿に挨拶して晩ご飯の時間を確認してから、島巡りへと出発。
途中お昼ご飯を食べたりしながら、曇天の島をゆっくり自転車で走る…走る?
いや…走れる方が少ないかも知れない。前半はとにかく登りの連続である。
それでも自転車の籠にカメラバッグを入れているので動きやすい。
あちこち見ながら数カ所にある展望台に行けば、ここが海鳥や野鳥の楽園であることが分かる。

ウミネコやオオセグロカモメが群れをなして飛んでいる。
今まで見分けるのにちょっと悩んでいたこの二種類は完全に見分けられるようになった。…成鳥限定で(^^;;
まぁ…雛っ子も大体分かるかなぁ…。

野鳥はちょっと時期が遅かったようで、はっきりと撮れたのはノゴマくらい。
見たいと思っていた野鳥たちは6月がピークで今は時々しか見られないらしい。
それでも何種類かは出会ってる。でも…撮れてない(^^;;早いんだもん…。

そして最後の方でやっと陽差しが出てきた。そして1日中自転車に乗っていたのは何年ぶりだろう…。
田舎育ちの私にとって、高校生までは日常の足であった自転車。
免許を取り、車を持ってからは殆ど乗っていない。
でも…思ったより疲労感がない。むしろ爽快感の方が大きい。
考えてみれば…この日…港から宿の間以外で1台しか車とすれ違っていない。それもかなり前半に。
北海道と言ったって、これだけの自然の中を1日中動き回ることなど稀なことなのだ。

そしてお約束のカメラ撮り。あとはとにかく下りを駆け抜ける。
自転車を返しに行き、宿で一休みして晩ご飯である。
…そう思って港を歩いていると、はるかが小声で呼び止める。
「見て見て!」指さす方を見てみると…

いつもは遠くの岩に止まっているのか飛んでいるところくらいしか見られないのに、
なんと…10mくらいのところで佇んでる…。
瞳が碧い事を初めて知った…それぐらい近い。
少しずつ近付いてみるが、そこはさすがに鳥。その距離より近付くと逃げてしまう…。
それでもニコニコしながら宿へと戻る。そして…日没後にまた…目的があるのだった。
…つづく
私たちは何度か船にも乗っており、寝不足での撮影旅行はいつものことなので酔うこともなかった。
一旦焼尻島を経由したフェリーは天売島へと到着。
港には予約していた民宿の方が向かえに来てくれていた。
これからの予定を話すと「荷物は持って行っとくわ。自転車はあそこで借りれるよ。借りたら宿に寄ってね」
そう言われて自転車を借りに行く。おばちゃんが飴と島の地図を渡してくれた。


宿に挨拶して晩ご飯の時間を確認してから、島巡りへと出発。
途中お昼ご飯を食べたりしながら、曇天の島をゆっくり自転車で走る…走る?
いや…走れる方が少ないかも知れない。前半はとにかく登りの連続である。
それでも自転車の籠にカメラバッグを入れているので動きやすい。
あちこち見ながら数カ所にある展望台に行けば、ここが海鳥や野鳥の楽園であることが分かる。


ウミネコやオオセグロカモメが群れをなして飛んでいる。
今まで見分けるのにちょっと悩んでいたこの二種類は完全に見分けられるようになった。…成鳥限定で(^^;;
まぁ…雛っ子も大体分かるかなぁ…。


野鳥はちょっと時期が遅かったようで、はっきりと撮れたのはノゴマくらい。
見たいと思っていた野鳥たちは6月がピークで今は時々しか見られないらしい。
それでも何種類かは出会ってる。でも…撮れてない(^^;;早いんだもん…。

そして最後の方でやっと陽差しが出てきた。そして1日中自転車に乗っていたのは何年ぶりだろう…。
田舎育ちの私にとって、高校生までは日常の足であった自転車。
免許を取り、車を持ってからは殆ど乗っていない。
でも…思ったより疲労感がない。むしろ爽快感の方が大きい。
考えてみれば…この日…港から宿の間以外で1台しか車とすれ違っていない。それもかなり前半に。
北海道と言ったって、これだけの自然の中を1日中動き回ることなど稀なことなのだ。

そしてお約束のカメラ撮り。あとはとにかく下りを駆け抜ける。
自転車を返しに行き、宿で一休みして晩ご飯である。
…そう思って港を歩いていると、はるかが小声で呼び止める。
「見て見て!」指さす方を見てみると…

いつもは遠くの岩に止まっているのか飛んでいるところくらいしか見られないのに、
なんと…10mくらいのところで佇んでる…。
瞳が碧い事を初めて知った…それぐらい近い。
少しずつ近付いてみるが、そこはさすがに鳥。その距離より近付くと逃げてしまう…。
それでもニコニコしながら宿へと戻る。そして…日没後にまた…目的があるのだった。
…つづく
Posted by honoka at 00:16│Comments(0)
│花・鳥・風・月