2008年01月03日
年末強行小旅行 (出発~朝編)
まだ街もTVも正月気分なのに、ここは年末に逆戻り(^^;;
前述したように、年末の撮影に出掛けてきた。場所は釧路方面。
全道的に天気が悪い中、唯一晴れ間が望めそうな場所がそこだった。
29日にお互い年内の仕事を終えて帰宅。準備をして直ぐにでも出掛けたいのだが…
「年賀状がまだ書き終わってない(爆)」と言う大仕事を何とか終わらせて、出発したのはもう23時過ぎ…(^^;;
道央道、道東道でまずは夕張ICまで。料金所で「まだトマムから先は通行止めですか?」と尋ねると、
「ついさっき通れるようになったよ」と言われ、一般道をトマムICへ向かう。
道内の方はご存じだと思うが、道東自動車道はまだ全線開通していない。
道東(足寄・本別)側からと、道央(千歳)側からの両側から作り始めており、10月に道東側がトマムまで延びた。
これにより「日勝峠」を迂回出来るようになったのだが、出発時には道東側が全線通行止めだったのである。
日勝峠の恐ろしさは、私の文章力では多分伝わらないと思う…。出来れば通りたくはない。
トマムICに着いてみると「十勝清水IC」までは通れるとのこと。これで日勝峠は迂回出来る。
そして6時間以上かかって到着したのは「道の駅 阿寒丹頂の里」。
到着時点で既に29時(要は朝5時)を過ぎ、体力も限界。日の出はさっさと諦めて「ホテルてーびぃー号」で爆睡。
それでも8時頃には起きて朝食を摂る。ふと横を見ると、変な場所に車が止まっている。
「ココの関係者?…じゃぁないね…あれは(^^;;」多分道外からの観光のレンタカーが「歩道」で動けなくなっている(^^;;
「取り敢えず手伝いに行くか」と身支度をして声をかけてみた。
「これって…どうしたら良いんですか?」と絶望的な声で話す男の子。一緒にいた女の子も困った表情。
「どれどれ…あぁ…嵌ってるねぇ……ん?」取り敢えず車に乗り込んでバックしてみる。
「あ…動くじゃん」…多分焦って前に進むことしか頭になかったようです(^^;;
「駐車場まで動かすから待っててね」と声をかけて歩道から脱出。「気をつけてねん」と見送ってあげた。
そして…ここからが私たちの本番である(長い前置きでスイマセン…)。
この道の駅の裏手には「丹頂観察センター」がある。もちろん屋外なので防寒対策をしっかりして出陣。
センターに近付くにつれて鳴き声が聞こえてくる。「お…居るねぇ…てか数多くないか?」
入場料を払って観察場に出ると、既に100羽近い丹頂が朝ご飯の真っ最中。
まずは「ご挨拶してくれた丹頂さん」と「おこぼれを貰いに来たキタキツネ」

初めは2、3人しか居なかった見物&撮影者も徐々に増えてきた。

それでも流石は年末。2段になっている観察場所の前側ですら全然余裕。
それにしても…皆さん立派なレンズ群ですねぇ…(^^;;
私なんか三脚持ってたけど面倒くさくなって2台とも手持ちですがな…。
どうやらこの時期は200~250羽くらいくるそうである。
野生とここの隣にある「阿寒国際ツルセンター」で人工飼育された丹頂が来ている。
よく見ていると脚に認識票が着いている個体がおり、それが人工飼育の丹頂のようである。
比率としては…圧倒的に野生の個体が多い。しかも今年は例年より多いそうである。
センターの人の話を聞くと、朝にトウモロコシ等の穀物を蒔き、14時頃に生きたウグイを与えるとのこと。
それならば…と一度てーびぃー号に引き上げて午後からもう一度撮影することにした。
なんせ3時間も寝ていない…かなり限界…(^^;;
…つづく…
前述したように、年末の撮影に出掛けてきた。場所は釧路方面。
全道的に天気が悪い中、唯一晴れ間が望めそうな場所がそこだった。
29日にお互い年内の仕事を終えて帰宅。準備をして直ぐにでも出掛けたいのだが…
「年賀状がまだ書き終わってない(爆)」と言う大仕事を何とか終わらせて、出発したのはもう23時過ぎ…(^^;;
道央道、道東道でまずは夕張ICまで。料金所で「まだトマムから先は通行止めですか?」と尋ねると、
「ついさっき通れるようになったよ」と言われ、一般道をトマムICへ向かう。
道内の方はご存じだと思うが、道東自動車道はまだ全線開通していない。
道東(足寄・本別)側からと、道央(千歳)側からの両側から作り始めており、10月に道東側がトマムまで延びた。
これにより「日勝峠」を迂回出来るようになったのだが、出発時には道東側が全線通行止めだったのである。
日勝峠の恐ろしさは、私の文章力では多分伝わらないと思う…。出来れば通りたくはない。
トマムICに着いてみると「十勝清水IC」までは通れるとのこと。これで日勝峠は迂回出来る。
そして6時間以上かかって到着したのは「道の駅 阿寒丹頂の里」。
到着時点で既に29時(要は朝5時)を過ぎ、体力も限界。日の出はさっさと諦めて「ホテルてーびぃー号」で爆睡。
それでも8時頃には起きて朝食を摂る。ふと横を見ると、変な場所に車が止まっている。
「ココの関係者?…じゃぁないね…あれは(^^;;」多分道外からの観光のレンタカーが「歩道」で動けなくなっている(^^;;
「取り敢えず手伝いに行くか」と身支度をして声をかけてみた。
「これって…どうしたら良いんですか?」と絶望的な声で話す男の子。一緒にいた女の子も困った表情。
「どれどれ…あぁ…嵌ってるねぇ……ん?」取り敢えず車に乗り込んでバックしてみる。
「あ…動くじゃん」…多分焦って前に進むことしか頭になかったようです(^^;;
「駐車場まで動かすから待っててね」と声をかけて歩道から脱出。「気をつけてねん」と見送ってあげた。
そして…ここからが私たちの本番である(長い前置きでスイマセン…)。
この道の駅の裏手には「丹頂観察センター」がある。もちろん屋外なので防寒対策をしっかりして出陣。
センターに近付くにつれて鳴き声が聞こえてくる。「お…居るねぇ…てか数多くないか?」
入場料を払って観察場に出ると、既に100羽近い丹頂が朝ご飯の真っ最中。
まずは「ご挨拶してくれた丹頂さん」と「おこぼれを貰いに来たキタキツネ」


初めは2、3人しか居なかった見物&撮影者も徐々に増えてきた。

それでも流石は年末。2段になっている観察場所の前側ですら全然余裕。
それにしても…皆さん立派なレンズ群ですねぇ…(^^;;
私なんか三脚持ってたけど面倒くさくなって2台とも手持ちですがな…。
どうやらこの時期は200~250羽くらいくるそうである。
野生とここの隣にある「阿寒国際ツルセンター」で人工飼育された丹頂が来ている。
よく見ていると脚に認識票が着いている個体がおり、それが人工飼育の丹頂のようである。
比率としては…圧倒的に野生の個体が多い。しかも今年は例年より多いそうである。
センターの人の話を聞くと、朝にトウモロコシ等の穀物を蒔き、14時頃に生きたウグイを与えるとのこと。
それならば…と一度てーびぃー号に引き上げて午後からもう一度撮影することにした。
なんせ3時間も寝ていない…かなり限界…(^^;;
…つづく…
2008年01月02日
あけましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。
1日遅れなのは、元旦が仕事だったため…と言うことでご容赦頂きたいと思う。
…とは言え…
11月の中旬から全く更新をしていなかったので、「何を今更…」なのかもしれないが…(^^;;
更新していなかった理由は…まぁ色々とあったのだが、
今年も辞めることなく、続けていきたいと思う。
…まったりペースであることは否定出来ないので、その点だけは勘弁してください…(^^;;
私が勤めている会社は12月30日~1月6日までが年末年始休業である。
しかし、仕事の性格上「24時間365日の緊急体制」が法律で定められている。
つまり…誰かしらが出勤して緊急に備えなくてはならない。
そして今回は「元旦」にその順番が回ってきた。
確かに「正月早々かよ…」と言うのもあるのだが、実際に何かあることは少ない。
電話も殆ど鳴ることはなく、まったりと事務所で待機しているだけ…
実は30・31日は結構電話も入るし、出動もある。そして1月3日あたりから、また出動も増えてくる。
つまり…「一番暇で平和」な日に当番。そしてその後は仕事始めまで休み。
そう考えれば「悪くない」のである。
まぁ、かみさんとの休みがちょっとズレてしまったので、遠出は出来ないのが残念だが
それでも十分に休養がとれるのがありがたい。
もちろん分断された休みだからと言って、黙って家にいる私たちではない(^^;;
29日に仕事が終わり、遅れに遅れていた年賀状を終わらせて撮影に出掛ける。
かみさんのBlogにはもう書かれているが、晴れ間を求めて道東太平洋側へ…。
帰ってきてヘロヘロなまま、年越しをして仕事だったので、私の方はまだ、写真の整理がついていない。
しかも今日は、この後実家に「お年始」に行くので、今日はここまで…。
残りの正月休みを使って、年末と書き損ねていた12月のLogを書きたいと思ってる…
(※思ってます…どこまでやれるかですけど…(^^;;)
2007年11月14日
ちょっと安心…ちょっと心配…
日曜の午後。買い物を済ませた後に父との待ち合わせ場所に向かった。
場所は…北大病院。
…ちょうど1年前、幼い頃から良くしてくれていた叔母(父の姉)が癌で入院した。
最初は「半年持たないかも…」と言われていたが、懸命の治療で奇跡的に癌は無くなった。
その叔母が、また入院したらしい。父が日曜に見舞いに行くと言うので、私たちも一緒に行くことにした。
とりあえず、癌の転移では無かった。
どうやら、放射線治療とその後の抗ガン剤治療による副作用で消化器をやられたらしい。
しかも薬で治すには少々難しい場所のようで、多分手術が必要になるのではないか…とのことだった。
叔母の年齢は70を越えた。問題は体力。以前は父の姉弟の中で最も元気があった。
しかし、さすがに癌の治療というのは体力を奪う。手足は細くなり、顔は少しむくんで見える。
転移が無かった…ということは、正直安心した。
一度癌になると、5年くらいは再発や転移が無いことを確認しなければ、安心できない。
それでも転移や再発でなければ、本人や周りの不安感は少ない。
それと、基本的にこの叔母…メチャメチャ前向きで明るいな性格。おかげで周りも救われている。
もう暫くは入院しなくてはならない。きっと秋の景色も見に行けなかっただろう…
今度の休みに、今年の秋を…ちょっと遅くなったが持って行こうと思っている。
少し安心できたので、帰りに北大の銀杏並木を見てきた。
もう殆ど散っているが、銀杏の葉につつまれた路も好きなので問題なし。
出来れば…晴れてて欲しかったけどね(^^;;

場所は…北大病院。
…ちょうど1年前、幼い頃から良くしてくれていた叔母(父の姉)が癌で入院した。
最初は「半年持たないかも…」と言われていたが、懸命の治療で奇跡的に癌は無くなった。
その叔母が、また入院したらしい。父が日曜に見舞いに行くと言うので、私たちも一緒に行くことにした。
とりあえず、癌の転移では無かった。
どうやら、放射線治療とその後の抗ガン剤治療による副作用で消化器をやられたらしい。
しかも薬で治すには少々難しい場所のようで、多分手術が必要になるのではないか…とのことだった。
叔母の年齢は70を越えた。問題は体力。以前は父の姉弟の中で最も元気があった。
しかし、さすがに癌の治療というのは体力を奪う。手足は細くなり、顔は少しむくんで見える。
転移が無かった…ということは、正直安心した。
一度癌になると、5年くらいは再発や転移が無いことを確認しなければ、安心できない。
それでも転移や再発でなければ、本人や周りの不安感は少ない。
それと、基本的にこの叔母…メチャメチャ前向きで明るいな性格。おかげで周りも救われている。
もう暫くは入院しなくてはならない。きっと秋の景色も見に行けなかっただろう…
今度の休みに、今年の秋を…ちょっと遅くなったが持って行こうと思っている。
少し安心できたので、帰りに北大の銀杏並木を見てきた。
もう殆ど散っているが、銀杏の葉につつまれた路も好きなので問題なし。
出来れば…晴れてて欲しかったけどね(^^;;



2007年11月13日
こんな休日
ちょっと話は変わって…
土曜日は仕事があったので、日曜の午前中に小樽築港駅に出掛けた。
目的は「写真展」。
かみさんの知り合いが出展していると言うこと、
駅とウイングベイ小樽を結ぶ連絡通路を使って、「駅」をテーマにした写真を展示している。
一人一人、一枚一枚の写真を愉しむことができた。そして、色々と考えることも出来た。
写真の見せ方に関しても、それぞれの個性が出ていると思った。
一枚ずつ見ていくのとは違った面白さと、一枚ずつ見せるのとは違った難しさ。
その両方を感じられたのは、とても有意義だったと思う。
先に書いた「父からの電話」で昼過ぎに待ち合わせをしていた。
その時間までにちょっと時間が空いたので、ちょっとお買い物へ行く。
今回は「タブレット」を買ってきた。ちょっと前から考えていたのだが優先度が低く見送って来たものである。
実際に使うのはかみさん。展示してある数種類を色々と比較して選んだのは「wacom Banboo Fun」。
「FAVO」の後継であり、マウスもついてお手軽価格。
「intuos」も考えたが、流石にそこまではいらないだろう…と言うことでの選択である。
その結果…我が家のパソコンラックが手狭になってしまった(^^;;
特にキーボードとマウスを置くスペースが最悪に狭くなってしまったのである。
「じゃあ…板でも貼って広くするか」と言うことでDIY。
元の状態 改造後

手頃な板にフィルムを貼って、元々の部分にビス止め。
ちょっと横幅を見誤った感はあるが、まぁまぁ…こんなもんでしょ(^^;;
土曜日は仕事があったので、日曜の午前中に小樽築港駅に出掛けた。
目的は「写真展」。
かみさんの知り合いが出展していると言うこと、
駅とウイングベイ小樽を結ぶ連絡通路を使って、「駅」をテーマにした写真を展示している。
一人一人、一枚一枚の写真を愉しむことができた。そして、色々と考えることも出来た。
写真の見せ方に関しても、それぞれの個性が出ていると思った。
一枚ずつ見ていくのとは違った面白さと、一枚ずつ見せるのとは違った難しさ。
その両方を感じられたのは、とても有意義だったと思う。
先に書いた「父からの電話」で昼過ぎに待ち合わせをしていた。
その時間までにちょっと時間が空いたので、ちょっとお買い物へ行く。
今回は「タブレット」を買ってきた。ちょっと前から考えていたのだが優先度が低く見送って来たものである。
実際に使うのはかみさん。展示してある数種類を色々と比較して選んだのは「wacom Banboo Fun」。
「FAVO」の後継であり、マウスもついてお手軽価格。
「intuos」も考えたが、流石にそこまではいらないだろう…と言うことでの選択である。
その結果…我が家のパソコンラックが手狭になってしまった(^^;;
特にキーボードとマウスを置くスペースが最悪に狭くなってしまったのである。
「じゃあ…板でも貼って広くするか」と言うことでDIY。
元の状態 改造後


手頃な板にフィルムを貼って、元々の部分にビス止め。
ちょっと横幅を見誤った感はあるが、まぁまぁ…こんなもんでしょ(^^;;
2007年11月12日
ドタバタな一週間と…
先週の火曜日…土曜の朝起きたら痛かった肘は、未だ全快しない。
動くようにはなったが痛みが引かず、湿布が欠かせない…しかも少し熱っぽくもある。
まぁ…無理しない程度に…と思って会社に行ったら、直属の上司が倒れていた…
業務上その上司のサブ的な動きをするのが私なので、「さぁ…どうすんべ(^^;;」
しかも現場は「開けてみたらビックリ.。ooO(゜ペ/)/」状態。
今日はその上司も無事に復活して(まだまだ具合悪そうだけど…)まぁ…一安心。
そして「復活」と言えば、メーカーに点検に出していたメイン機たちが戻ってきました。

E-330と17.5-45/3.5-5.6に関しては特に問題無く、内部清掃のみ。
E-500に関しては、「たま~にレンズが認識されない」と伝えていた。
サポセンでは症状が出なかったとのことで、「念のために基板交換しました」。
特にE-500に関しては「殆ど新品」になって戻ってきた形である。
そして…少し驚いたこと。
E-500は基板交換されていたので、全ての設定が初期状態だったのは理解できる。
しかし…なぜE-330まで初期設定状態で戻ってきたのだろう…。
「電子系統の点検時に一度初期化されるのかね…」なんて思いながら設定を直していた。
これがPCの修理で勝手にリカバリされていたら大騒ぎである。
まぁ…別に内蔵メモリに写真が残せる訳でもないし、大量にカスタマイズしている訳でもない。
でも、「一度設定を吸い出し→初期化して試験→設定を書き戻し」くらいは出来ても良いんじゃないかなぁ…
そんなことを考えながらメイン機を再設定していたら、家の電話が鳴った。
この時間にケイタイではなく家電にかけてくるのは、ほぼ間違いなく「父」。
…なんだろう?…
動くようにはなったが痛みが引かず、湿布が欠かせない…しかも少し熱っぽくもある。
まぁ…無理しない程度に…と思って会社に行ったら、直属の上司が倒れていた…
業務上その上司のサブ的な動きをするのが私なので、「さぁ…どうすんべ(^^;;」
しかも現場は「開けてみたらビックリ.。ooO(゜ペ/)/」状態。
今日はその上司も無事に復活して(まだまだ具合悪そうだけど…)まぁ…一安心。
そして「復活」と言えば、メーカーに点検に出していたメイン機たちが戻ってきました。

E-330と17.5-45/3.5-5.6に関しては特に問題無く、内部清掃のみ。
E-500に関しては、「たま~にレンズが認識されない」と伝えていた。
サポセンでは症状が出なかったとのことで、「念のために基板交換しました」。
特にE-500に関しては「殆ど新品」になって戻ってきた形である。
そして…少し驚いたこと。
E-500は基板交換されていたので、全ての設定が初期状態だったのは理解できる。
しかし…なぜE-330まで初期設定状態で戻ってきたのだろう…。
「電子系統の点検時に一度初期化されるのかね…」なんて思いながら設定を直していた。
これがPCの修理で勝手にリカバリされていたら大騒ぎである。
まぁ…別に内蔵メモリに写真が残せる訳でもないし、大量にカスタマイズしている訳でもない。
でも、「一度設定を吸い出し→初期化して試験→設定を書き戻し」くらいは出来ても良いんじゃないかなぁ…
そんなことを考えながらメイン機を再設定していたら、家の電話が鳴った。
この時間にケイタイではなく家電にかけてくるのは、ほぼ間違いなく「父」。
…なんだろう?…
2007年11月04日
肘が…そしてもう…こんな時期かよ…
朝起きたら痛かった。
最初は寝相が悪くて痺れているだけだと思っていた。
しかし、時間が経つにつれ痛みが増していく。自力では90°以上曲げられなくなった。
取り敢えず家にあった鎮痛消炎剤(病院から処方されたもので結構強力)を塗って様子を見た。
そして今朝…やっぱり痛い。昨日よりマシだがそれでも辛い。
ネットで休日診療している病院を探すと、家の近くの整形外科が当番医になっていた。
レントゲンと触診で…「うぅん…なんだろうね?」…いや…聞きたいのは私の方なんですが…(^^;;
湿布と飲み薬をもらって暫く様子を見ることに。
そして昨夜のニュース…Sapporo Factoryに恒例のクリスマスツリーが設置された。
冬のイルミネーションの始まりを告げるFactoryのツリー。
他の買い物もあったので病院の後に出掛けてみた。持って行ったのはμ780。
痛い肘は利き腕の「右」、メイン機はまだ静養中なので逆に助かったのかもしれない。

一歩一歩…冬が近づいてきている。
昨シーズンは変に暖かく、おかしな冬だった。
今シーズンは…どんな冬になるんだろうか…
最初は寝相が悪くて痺れているだけだと思っていた。
しかし、時間が経つにつれ痛みが増していく。自力では90°以上曲げられなくなった。
取り敢えず家にあった鎮痛消炎剤(病院から処方されたもので結構強力)を塗って様子を見た。
そして今朝…やっぱり痛い。昨日よりマシだがそれでも辛い。
ネットで休日診療している病院を探すと、家の近くの整形外科が当番医になっていた。
レントゲンと触診で…「うぅん…なんだろうね?」…いや…聞きたいのは私の方なんですが…(^^;;
湿布と飲み薬をもらって暫く様子を見ることに。
そして昨夜のニュース…Sapporo Factoryに恒例のクリスマスツリーが設置された。
冬のイルミネーションの始まりを告げるFactoryのツリー。
他の買い物もあったので病院の後に出掛けてみた。持って行ったのはμ780。
痛い肘は利き腕の「右」、メイン機はまだ静養中なので逆に助かったのかもしれない。



一歩一歩…冬が近づいてきている。
昨シーズンは変に暖かく、おかしな冬だった。
今シーズンは…どんな冬になるんだろうか…
2007年11月04日
新しいなかま…その3…と、いつものなかま達
先日、応募していたフォトコンの結果が発表された。
いろんなフォトコンが開催されていたり、雑誌等でもあったりするが、私はこのフォトコンにだけ応募している。
まぁ…腕試しとは言わないまでも、冷静な他人からの目が必要だという思いで、昨年から応募している。
今回、おかげさまで入賞することができ、賞品が届いた。

今までサブ機に使っていたDiMAGE X20は、このBlogが始まる前に壊れた(^^;;
実は、今年の3月にCCD不良(製造上の問題)で修理に出したのだが、夏には動かなくなってしまったのである。
更に、もう一つのサブ機だったμ10DIGITALもAFが不調でピンボケの方が多くなっていた。
そりゃ…本音を言えば、レンズやDSLRが欲しかったが、まぁ…今一つ実力が足りなかったと言うことで…(^^;;
しかし現行機種のコンデジだけあって、機能は豊富。特にCCDシフトの手ぶれ補正機能はありがたい。
かみさんのメイン機「SP-550UZ」で手ぶれ補正のありがたみは知っていたのだが、
μのように手軽に撮りたいカメラには本当にありがたい機能である。
そしてTruePicIIIになったこともあってか、高感度時の画質も明らかに向上している。
まぁ…比較対象が随分前のコンデジなので、当たり前と言ってしまえばそうなのだが…(^^;;
先日の豊平峡の時に屋外デビューを果たしたものの、まだあまり撮影していないので、
これからゆっくり使い込んで行きたいと思う。
さてさて…そして私のメイン機たち。
E-330が使い始めてそろそろ1年。シャッター数は12000を越えた。
E-500は前述のとおり、展示機のために内部の埃が気になる。
…と、言うわけで

ちょうど近くまで行く用事があったので、ついでにサービスステーションに点検に出してきた。
Bodyを2台と17.5-45のレンズが対象。他のレンズは特に問題ないので今回はパス。
私たちの中では11月と言うのが、端境期になる。紅葉が一段落して、冬への準備を始める時期。
タイヤをスタッドレスに交換し、衣替えや防寒着の準備。
しかし…撮影にはどうしても今一つな時期…。
なので、元々11月にメンテナンスに出そうと思っていた。
最初は1台ずつにしようかと思っていたのだが、面倒なので纏めて出してしまった(^^;;
メインの2台が帰ってくるまで、しばらくはμ780を弄り倒してみようかと思っている。
そして…秋から冬へと…季節が近づいてくる。
いろんなフォトコンが開催されていたり、雑誌等でもあったりするが、私はこのフォトコンにだけ応募している。
まぁ…腕試しとは言わないまでも、冷静な他人からの目が必要だという思いで、昨年から応募している。
今回、おかげさまで入賞することができ、賞品が届いた。

今までサブ機に使っていたDiMAGE X20は、このBlogが始まる前に壊れた(^^;;
実は、今年の3月にCCD不良(製造上の問題)で修理に出したのだが、夏には動かなくなってしまったのである。
更に、もう一つのサブ機だったμ10DIGITALもAFが不調でピンボケの方が多くなっていた。
そりゃ…本音を言えば、レンズやDSLRが欲しかったが、まぁ…今一つ実力が足りなかったと言うことで…(^^;;
しかし現行機種のコンデジだけあって、機能は豊富。特にCCDシフトの手ぶれ補正機能はありがたい。
かみさんのメイン機「SP-550UZ」で手ぶれ補正のありがたみは知っていたのだが、
μのように手軽に撮りたいカメラには本当にありがたい機能である。
そしてTruePicIIIになったこともあってか、高感度時の画質も明らかに向上している。
まぁ…比較対象が随分前のコンデジなので、当たり前と言ってしまえばそうなのだが…(^^;;
先日の豊平峡の時に屋外デビューを果たしたものの、まだあまり撮影していないので、
これからゆっくり使い込んで行きたいと思う。
さてさて…そして私のメイン機たち。
E-330が使い始めてそろそろ1年。シャッター数は12000を越えた。
E-500は前述のとおり、展示機のために内部の埃が気になる。
…と、言うわけで

ちょうど近くまで行く用事があったので、ついでにサービスステーションに点検に出してきた。
Bodyを2台と17.5-45のレンズが対象。他のレンズは特に問題ないので今回はパス。
私たちの中では11月と言うのが、端境期になる。紅葉が一段落して、冬への準備を始める時期。
タイヤをスタッドレスに交換し、衣替えや防寒着の準備。
しかし…撮影にはどうしても今一つな時期…。
なので、元々11月にメンテナンスに出そうと思っていた。
最初は1台ずつにしようかと思っていたのだが、面倒なので纏めて出してしまった(^^;;
メインの2台が帰ってくるまで、しばらくはμ780を弄り倒してみようかと思っている。
そして…秋から冬へと…季節が近づいてくる。
2007年11月03日
ちかくの秋たち… Part2.
この日の予報は朝から晴れ。いつも通り車泊していると、寒くて目が覚めた…。
外にある温度計を見ると「1℃」。そりゃ寒いわけである。
まだ夜が明けきらない時間。ちょっと周りを走ってみると、こんな景色があった。

そして陽が昇り、空気が少し暖まってきた頃に目的地のゲートが開いた。

何度も行こうとしてタイミングが合わなかった「定山湖(豊平峡ダム)」である。
手前の駐車場に車を停めて、徒歩か電気バスにのってダムまで向かう。
私たちは、バスの始発時間まで待てずに歩いて向かった。20分もかかっていないと思う。
また、少し奥の方には、豊平峡ダムミュージアム「ひふみみはなめ」がある。

資料の他に虹鱒や山女魚が飼われていた。
そして展望台へと向かって、小径を歩いてみる。

そして展望台からは、見事な定山湖とアーチ式ダムの姿が見られる。
更にもう一つ上にも展望台があるのだが、時間の関係で今回は見送り(^^;;。
そして次へと向かうのだが、元々は「平和の滝」に再度行ってみるつもりだった。
しかし…でもやっぱり…ということで向かったのは…。

やっぱり支笏湖(^^;;
この一週間の天候とかを考えると、支笏湖もそろそろ終わりの頃。
予想通りダケカンバは落葉が進み、細い枝が霞のように見えてきている。

休暇村への路も落ち葉に覆われ始めている。落葉がハラハラを舞い落ちる様にも晩秋を感じる。
しかし…よく落ちた葉を見てみると、今年の紅葉も今一つだった事を感じる。
例えば北海道には少ない「楓」。黄色から紅くなるのだが、黄色いまま落ちているものが多い。
また葉の先だけが紅くなり、そのまま落ちてしまう。或いは黄色いまま落葉せずに枯れる。
「ナナカマド」も紅くなりきらずに枯れているものも多い。
お昼を過ぎて来ると、さすがに疲れが出てきた。
実はこの週、21日の日曜に休日出勤があり、そしてまた27日の土曜にも休日出勤と…
まぁまぁな仕事具合だったのもあったりする(^^;;
昼食もまだ摂ってないこともあり、自宅近くの公園に向かうことにした。

ここは「紅桜公園」。昨年も秋に訪れて、面白い画が撮れた場所である。
近くだと思うと、ついつい後回しになってしまう。ココも気がつけばこの秋初めてである。
ここもこのところの強風でかなり落葉が進んでしまっている。
秋が始まる前に一度来ているのだが、その時に駐車場にある建物を直していた。
それに伴って池のある場所も若干いじっていた。
まぁそれでも、そこ以外は変わっていなかったので少し安心する。

園の小川には大量の落ち葉。もう「落ち葉川」である。
そして、何度か訪れているのに一度も入ったことがなかったお茶屋さんで一休み…。
ココの人も「昨年よりはいいけど、今年も今一つで落ちるのが早かった」と言っていた。

この公園…冬には入れるのだろうか…。
それはさておき(^^;;また桜の季節になれば、この公園のお世話になる。
今度はここで、ニジマス料理でも食べてみようかな…。
外にある温度計を見ると「1℃」。そりゃ寒いわけである。
まだ夜が明けきらない時間。ちょっと周りを走ってみると、こんな景色があった。

そして陽が昇り、空気が少し暖まってきた頃に目的地のゲートが開いた。


何度も行こうとしてタイミングが合わなかった「定山湖(豊平峡ダム)」である。
手前の駐車場に車を停めて、徒歩か電気バスにのってダムまで向かう。
私たちは、バスの始発時間まで待てずに歩いて向かった。20分もかかっていないと思う。
また、少し奥の方には、豊平峡ダムミュージアム「ひふみみはなめ」がある。


資料の他に虹鱒や山女魚が飼われていた。
そして展望台へと向かって、小径を歩いてみる。



そして展望台からは、見事な定山湖とアーチ式ダムの姿が見られる。
更にもう一つ上にも展望台があるのだが、時間の関係で今回は見送り(^^;;。
そして次へと向かうのだが、元々は「平和の滝」に再度行ってみるつもりだった。
しかし…でもやっぱり…ということで向かったのは…。


やっぱり支笏湖(^^;;
この一週間の天候とかを考えると、支笏湖もそろそろ終わりの頃。
予想通りダケカンバは落葉が進み、細い枝が霞のように見えてきている。



休暇村への路も落ち葉に覆われ始めている。落葉がハラハラを舞い落ちる様にも晩秋を感じる。
しかし…よく落ちた葉を見てみると、今年の紅葉も今一つだった事を感じる。
例えば北海道には少ない「楓」。黄色から紅くなるのだが、黄色いまま落ちているものが多い。
また葉の先だけが紅くなり、そのまま落ちてしまう。或いは黄色いまま落葉せずに枯れる。
「ナナカマド」も紅くなりきらずに枯れているものも多い。
お昼を過ぎて来ると、さすがに疲れが出てきた。
実はこの週、21日の日曜に休日出勤があり、そしてまた27日の土曜にも休日出勤と…
まぁまぁな仕事具合だったのもあったりする(^^;;
昼食もまだ摂ってないこともあり、自宅近くの公園に向かうことにした。


ここは「紅桜公園」。昨年も秋に訪れて、面白い画が撮れた場所である。
近くだと思うと、ついつい後回しになってしまう。ココも気がつけばこの秋初めてである。
ここもこのところの強風でかなり落葉が進んでしまっている。
秋が始まる前に一度来ているのだが、その時に駐車場にある建物を直していた。
それに伴って池のある場所も若干いじっていた。
まぁそれでも、そこ以外は変わっていなかったので少し安心する。


園の小川には大量の落ち葉。もう「落ち葉川」である。
そして、何度か訪れているのに一度も入ったことがなかったお茶屋さんで一休み…。
ココの人も「昨年よりはいいけど、今年も今一つで落ちるのが早かった」と言っていた。



この公園…冬には入れるのだろうか…。
それはさておき(^^;;また桜の季節になれば、この公園のお世話になる。
今度はここで、ニジマス料理でも食べてみようかな…。
2007年11月02日
ちかくの秋たち… Part1.
早いもので、もう11月。今年も残すところあと2ヶ月…。
札幌近郊も晩秋を迎え、冬の足音が聞こえてくる。
少しタイミングを逸してしまった感は否めないが、
10月後半の札幌近郊をお届けしたい。
昨年と比べれば間違いなくきれいな色逢いを見せてもらった。
…まずは10月20日…
前日の夜は強い風雨だった。
雨のそものは覚悟の上で、やはり夜から出掛けてポロピナイで眠る。
あれだけ波の荒い支笏湖を見たのは初めてかもしれない。

夏の終わりに見つけた場所へ行ってみた。
奥に見えるはずの恵庭岳は霧と雲の中…。しかし、川の両岸は思った通りに色付いている。
「分かってるんだけど…晴れてたらなぁ…」と思う(^^;;
多少雨が弱くなったとはいえ、思ったように外にいられない位は降っている。
ある程度で切り上げて次へと向かう。

支笏湖まで行けば、ついでにオコタンペ湖に行くのが私たち。
「うまくいけば靄霞みがいけるか…」と思っていたが、さすがに霧が濃すぎる(^^;;
50mも視界が無いような状態。これではどうしようもない。
「あまり欲張らないで、午前中で終わらせておこう」と言うことで動いているこの日。
次に向かったのは札幌市西区である。

夏にしていた仕事で外回りをしていた時、少し時間が空いた。
車を停めて休む場所を探している時に「迷い込んだ」場所がココだった(^^;;
駐車場からすぐにこの「平和の滝」があり、下流に向かって遊歩道もある。
雨はまだ強弱をつけながら降っている。
到着した時に先客がいた。その方は、カメラとレンズをサランラップでグルグル巻きにしていた。
「あぁ…賢いなぁ…確かに水は防げるなぁ…」なんて感心していた。
さてさて…私たちはどうしよう…。
二人ともメインのカメラは防水仕様ではない。
しかし折角この場所に来て、サブカメラ(μDIGITAL)を使うのも悔しい…。
結局かみさんはカメラの小ささを利用して、直前まで懐に隠し、撮ってはまた隠す。
私は…ウインドブレーカーにくるんで三脚に載せた。
この日はここまで…そして…10月28日…
札幌近郊も晩秋を迎え、冬の足音が聞こえてくる。
少しタイミングを逸してしまった感は否めないが、
10月後半の札幌近郊をお届けしたい。
昨年と比べれば間違いなくきれいな色逢いを見せてもらった。
…まずは10月20日…
前日の夜は強い風雨だった。
雨のそものは覚悟の上で、やはり夜から出掛けてポロピナイで眠る。
あれだけ波の荒い支笏湖を見たのは初めてかもしれない。



夏の終わりに見つけた場所へ行ってみた。
奥に見えるはずの恵庭岳は霧と雲の中…。しかし、川の両岸は思った通りに色付いている。
「分かってるんだけど…晴れてたらなぁ…」と思う(^^;;
多少雨が弱くなったとはいえ、思ったように外にいられない位は降っている。
ある程度で切り上げて次へと向かう。


支笏湖まで行けば、ついでにオコタンペ湖に行くのが私たち。
「うまくいけば靄霞みがいけるか…」と思っていたが、さすがに霧が濃すぎる(^^;;
50mも視界が無いような状態。これではどうしようもない。
「あまり欲張らないで、午前中で終わらせておこう」と言うことで動いているこの日。
次に向かったのは札幌市西区である。



夏にしていた仕事で外回りをしていた時、少し時間が空いた。
車を停めて休む場所を探している時に「迷い込んだ」場所がココだった(^^;;
駐車場からすぐにこの「平和の滝」があり、下流に向かって遊歩道もある。
雨はまだ強弱をつけながら降っている。
到着した時に先客がいた。その方は、カメラとレンズをサランラップでグルグル巻きにしていた。
「あぁ…賢いなぁ…確かに水は防げるなぁ…」なんて感心していた。
さてさて…私たちはどうしよう…。
二人ともメインのカメラは防水仕様ではない。
しかし折角この場所に来て、サブカメラ(μDIGITAL)を使うのも悔しい…。
結局かみさんはカメラの小ささを利用して、直前まで懐に隠し、撮ってはまた隠す。
私は…ウインドブレーカーにくるんで三脚に載せた。
この日はここまで…そして…10月28日…
2007年10月27日
お散歩登山?
以前の「おつかれモード…」のLogにあるように、10月14日に樽前山に登ってきた。
そろそろ、山間も色付いてきたのではないかなぁ…と言うのと、
この時期を逃してしまうと、雪が降り始めてしまう事も考えて行ってきた。
前述のとおり、体力的にはかなりの強行軍ではあったのだが…。
駐車場に入るのにちょっと待ち時間があり、登り始めが11時頃になってしまった。
このころは、晴れたり曇ったりと不安定な天気。ちょっと不安もある。
登山道に入ると、最初は下り…ちょっと不思議な感じがした。
背よりも高い程度の木々を抜けて開けた所に出ると、支笏湖が見えてくる

それほど進んでいないのに、雨がポツリポツリと落ちてくる。
強くなる気配は無いのだが、心配なのでカメラを上着の中に隠す。
開けてなだらかな登山道をの先には…さすがに登山道な景色が…

無理のないペースで登っていき、いくつかの峰への分岐あたりで、振り返って見る。
指の先は苫小牧…そこだけ陽が射して見えた。
そして、風不死岳への分岐で一休みすることに。

樽前山の特徴でもある、山頂の溶岩ドームがここでやっと顔を見せる。
風不死岳を示す小さな看板の反対側には、樽前山頂へ向かう道。
ここからまた支笏湖が見えてくる。しかし…本当に大きな湖である。
ここに見えている分で、大体1/3くらいかな…。

そして、活火山である樽前山は、山頂に近づくと植物が無くなっていく。
このあたりより上には植物は見あたらない。
右手を見ると風不死岳への道がある。いずれコチラも行ってみたい。
そして…ここでやっとwakaさんたちが追いついてきた。

かなりのハイペースで歩いてきたらしい。
wakaさん自身はそうでもないが、連れはかなり必死の表情である(^^;;
しかし、風不死岳と言う名前の通り、ここまで来るとかなりの強風である。
ここから外輪山に上がり東ピークまで行くのだが、外輪山は幅が3mもない。
足元が危ういと…転落…(^^;;
外輪山を登っている間にも、風はどんどん強くなっていく。
溶岩ドームから出る亜硫酸ガスが吹き込んでくる。
そんななか、何とか東ピークに辿り着く。

天気もかなり不安な気配がしてきたので、早々に下山することに(^^;;
改めて、下を見てみると結構な高さである。

帰り道は来た道とは違うルートを選んだ。
道としては整備されているのだが、階段状に作られているために筋肉痛の足にはちょっと辛い(^^;;

見晴台まで下りてくると、駐車場はもうすぐ。ここからの支笏湖もまた綺麗である。
天気が良ければ言うこと無いのだが、こればっかりはこっちの都合通りにはならない。
結局今年、ちゃんと山頂まで行った登山はここだけだった。
タイトルで「お散歩登山?」としているが、本当に散歩気分で来ると怪我をする。
季節と天候に合わせた服装は絶対に必要。そして、靴が大事。
登山靴があれば言うことはないが、出来れば足首まであるタイプのトレッキングシューズは欲しい。
靴紐をしっかりと締めれば、足の疲労が結構違うと思う。
スニーカーだと岩場がちょっと辛く感じるかもしれない。
ただ、余程の運動不足で無い限りは、前もっての体力造りまでは必要ない。
天気さえ良ければ、本当に気持ちよく楽しめるであろう。
実際、見晴台側から外輪山にかけては、小学校の登山遠足の定番にもなっているらしい。
思い出してみれば、私が通っていた小学校でも「上ホロカメトック」には登っている。
ただ、それでも樽前山は「活火山」である。自然は甘く見ないに越したことはない。
来年は夏の晴れた日にも行きたいなぁ…(^^;;
そろそろ、山間も色付いてきたのではないかなぁ…と言うのと、
この時期を逃してしまうと、雪が降り始めてしまう事も考えて行ってきた。
前述のとおり、体力的にはかなりの強行軍ではあったのだが…。
駐車場に入るのにちょっと待ち時間があり、登り始めが11時頃になってしまった。
このころは、晴れたり曇ったりと不安定な天気。ちょっと不安もある。
登山道に入ると、最初は下り…ちょっと不思議な感じがした。
背よりも高い程度の木々を抜けて開けた所に出ると、支笏湖が見えてくる


それほど進んでいないのに、雨がポツリポツリと落ちてくる。
強くなる気配は無いのだが、心配なのでカメラを上着の中に隠す。
開けてなだらかな登山道をの先には…さすがに登山道な景色が…


無理のないペースで登っていき、いくつかの峰への分岐あたりで、振り返って見る。
指の先は苫小牧…そこだけ陽が射して見えた。
そして、風不死岳への分岐で一休みすることに。



樽前山の特徴でもある、山頂の溶岩ドームがここでやっと顔を見せる。
風不死岳を示す小さな看板の反対側には、樽前山頂へ向かう道。
ここからまた支笏湖が見えてくる。しかし…本当に大きな湖である。
ここに見えている分で、大体1/3くらいかな…。



そして、活火山である樽前山は、山頂に近づくと植物が無くなっていく。
このあたりより上には植物は見あたらない。
右手を見ると風不死岳への道がある。いずれコチラも行ってみたい。
そして…ここでやっとwakaさんたちが追いついてきた。

かなりのハイペースで歩いてきたらしい。
wakaさん自身はそうでもないが、連れはかなり必死の表情である(^^;;
しかし、風不死岳と言う名前の通り、ここまで来るとかなりの強風である。
ここから外輪山に上がり東ピークまで行くのだが、外輪山は幅が3mもない。
足元が危ういと…転落…(^^;;

外輪山を登っている間にも、風はどんどん強くなっていく。
溶岩ドームから出る亜硫酸ガスが吹き込んでくる。
そんななか、何とか東ピークに辿り着く。

天気もかなり不安な気配がしてきたので、早々に下山することに(^^;;
改めて、下を見てみると結構な高さである。

帰り道は来た道とは違うルートを選んだ。
道としては整備されているのだが、階段状に作られているために筋肉痛の足にはちょっと辛い(^^;;

見晴台まで下りてくると、駐車場はもうすぐ。ここからの支笏湖もまた綺麗である。
天気が良ければ言うこと無いのだが、こればっかりはこっちの都合通りにはならない。
結局今年、ちゃんと山頂まで行った登山はここだけだった。
タイトルで「お散歩登山?」としているが、本当に散歩気分で来ると怪我をする。
季節と天候に合わせた服装は絶対に必要。そして、靴が大事。
登山靴があれば言うことはないが、出来れば足首まであるタイプのトレッキングシューズは欲しい。
靴紐をしっかりと締めれば、足の疲労が結構違うと思う。
スニーカーだと岩場がちょっと辛く感じるかもしれない。
ただ、余程の運動不足で無い限りは、前もっての体力造りまでは必要ない。
天気さえ良ければ、本当に気持ちよく楽しめるであろう。
実際、見晴台側から外輪山にかけては、小学校の登山遠足の定番にもなっているらしい。
思い出してみれば、私が通っていた小学校でも「上ホロカメトック」には登っている。
ただ、それでも樽前山は「活火山」である。自然は甘く見ないに越したことはない。
来年は夏の晴れた日にも行きたいなぁ…(^^;;
2007年10月24日
秋を追いかけて…Part7.
「1ヶ所を1つのLog」と言って始まったこのシリーズですが、
さすがに2週間以上経過している事もあり、最後は駆け足にすることにした。
天人峡へ向かって見たのはいいものの、時計と睨めっこばかりでは楽しめない。
そう考えたら、今走っている周りの景色が違って見えた。

羽衣トンネルを抜ければ、まもなくなのは分かっている。
しかし、着いてしまえば時間的にもそこで今回の旅は終了となってしまう。
意を決してトンネル手前に車を停める。ちょっと奥に歩けば、天人峡らしい山肌が見えてくる。
踵を返したてーびぃー号は、俄然元気を取り戻す。…そう…下り坂(^^;;
そして、戻りに戻ったその場所は…

美瑛の青池。朝はヒカリの入りが悪くて、全く碧く見えなかった。
それで「午後に…」となったのだが、旭岳に居た頃から少しずつ雲行きが怪しかった。
時間的にも少し遅かったのも重なり、今度はヒカリが殆ど差さなくなってしまった。
でも…それはそれ。その情景を楽しまない手はない。
この後、最後の目的地として考えていたのは、上富良野町のダム。
以前のロケハン時に行った場所で、秋が楽しみな感じがしていた。
しかし…既に15時を過ぎた上に雲も多くなってきている。
そのまま向かえば、間違いなく薄暗くなり撮影も難しくなる。
「だったら…同じ上富良野で」というわけで、そのまま白金を抜けて望岳台へと向かった。
到着したのは16時。かなり雲もあつくなり風も出てきた。
既に太陽の姿は見えない。
…それでも…目の前に広がった姿見たとたん、カメラを持って小走りになる。


風がどんどん強くなってくる。三脚を使っても「風ブレ」を起こす。
軽めの三脚は、風が強くなると不利である。レンズを入れたカメラバッグを重し代わりにしてもダメ(^^;;
と言うよりも…この風向き…ちょっと危ないかも…。天気が崩れる感じがする風。
気温も下がってきており、風も加わって体感温度はかなり低い。
ある程度で諦めて、戻りながら足元の小さな秋たちに目を向けてみる。

そんな時に…ふと、こんなものが目に留まった

多分、火山観測機材のデータを送信するための専用回線だと思うのだが…。
ここは重機は絶対に入ってこれない。つまり…ここから火口近くまで…手掘り…としか考えられない。
しかも、火口まではハンパな距離ではない。
光ファイバーケーブルは、基本的に「曲げ」に弱い。心線が折れてしまう。
こういった場所に埋設するケーブルが、どういった状態になっているのかは知らないが、
1mあたりの重さも結構なものになってくるだろう。
家庭用(例えばBフレッツとか)の回線工事ですら大変なのは知っている。
一時その仕事をしていたことがあるから…。
それとは比べものにならないであろう工事の大変さを考えると…頭の下がる思いである。
さぁ…ここで今回の旅は家路へとつくことになる。
気がつけば「大雪山国立公園」のかなりの部分を廻ったらしい…(^^;;
そして…札幌近郊もかなり色付いてきた。
先に少しだけ伝えた「樽前山」。そして先週末は雨の近郊を訪ねた。
そろそろこのBlogも、実際の日付に追いつけそうである(^^;;
さすがに2週間以上経過している事もあり、最後は駆け足にすることにした。
天人峡へ向かって見たのはいいものの、時計と睨めっこばかりでは楽しめない。
そう考えたら、今走っている周りの景色が違って見えた。


羽衣トンネルを抜ければ、まもなくなのは分かっている。
しかし、着いてしまえば時間的にもそこで今回の旅は終了となってしまう。
意を決してトンネル手前に車を停める。ちょっと奥に歩けば、天人峡らしい山肌が見えてくる。
踵を返したてーびぃー号は、俄然元気を取り戻す。…そう…下り坂(^^;;
そして、戻りに戻ったその場所は…


美瑛の青池。朝はヒカリの入りが悪くて、全く碧く見えなかった。
それで「午後に…」となったのだが、旭岳に居た頃から少しずつ雲行きが怪しかった。
時間的にも少し遅かったのも重なり、今度はヒカリが殆ど差さなくなってしまった。
でも…それはそれ。その情景を楽しまない手はない。
この後、最後の目的地として考えていたのは、上富良野町のダム。
以前のロケハン時に行った場所で、秋が楽しみな感じがしていた。
しかし…既に15時を過ぎた上に雲も多くなってきている。
そのまま向かえば、間違いなく薄暗くなり撮影も難しくなる。
「だったら…同じ上富良野で」というわけで、そのまま白金を抜けて望岳台へと向かった。
到着したのは16時。かなり雲もあつくなり風も出てきた。
既に太陽の姿は見えない。
…それでも…目の前に広がった姿見たとたん、カメラを持って小走りになる。





風がどんどん強くなってくる。三脚を使っても「風ブレ」を起こす。
軽めの三脚は、風が強くなると不利である。レンズを入れたカメラバッグを重し代わりにしてもダメ(^^;;
と言うよりも…この風向き…ちょっと危ないかも…。天気が崩れる感じがする風。
気温も下がってきており、風も加わって体感温度はかなり低い。
ある程度で諦めて、戻りながら足元の小さな秋たちに目を向けてみる。



そんな時に…ふと、こんなものが目に留まった

多分、火山観測機材のデータを送信するための専用回線だと思うのだが…。
ここは重機は絶対に入ってこれない。つまり…ここから火口近くまで…手掘り…としか考えられない。
しかも、火口まではハンパな距離ではない。
光ファイバーケーブルは、基本的に「曲げ」に弱い。心線が折れてしまう。
こういった場所に埋設するケーブルが、どういった状態になっているのかは知らないが、
1mあたりの重さも結構なものになってくるだろう。
家庭用(例えばBフレッツとか)の回線工事ですら大変なのは知っている。
一時その仕事をしていたことがあるから…。
それとは比べものにならないであろう工事の大変さを考えると…頭の下がる思いである。
さぁ…ここで今回の旅は家路へとつくことになる。
気がつけば「大雪山国立公園」のかなりの部分を廻ったらしい…(^^;;
そして…札幌近郊もかなり色付いてきた。
先に少しだけ伝えた「樽前山」。そして先週末は雨の近郊を訪ねた。
そろそろこのBlogも、実際の日付に追いつけそうである(^^;;
2007年10月23日
秋を追いかけて…Part6.
次の目的地に近づくにつれて、徐々に外の空気がヒンヤリしてくる。
太陽のヒカリを浴びているにもかかわらず、窓から入ってくる空気が変わってくる。
既に10時半近くになっていたために、駐車場には結構な台数の車がいる。
それでも特に並ぶこともなく、車を停め準備をし、またまたロープウェイへ。
…そして…

旭岳に来た。実は当初、天人峡をと思っていたのだが、到着した時点で既に渋滞が始まっていた。
「だったら…」と言うことで分岐を左に折れて旭岳に向かったのである。
私は小学生の時以来、かみさんは初めてということもあり、ちょっとワクワク(^^;;
七合目までは遊歩道になっているので、折角だからそこまでは行くことにする。

秋から冬へ向かう山の、色々な姿を見ながら登っていく。
「遊歩道」とはなっているものの、岩場や少し急な斜面もあり「軽めの登山道」くらいである。

彼方には先ほど立ち寄った忠別湖も見える。
遊歩道沿いの池にはそれぞれ名前が付いている。この2つの池は、併せて「夫婦池」と呼ばれ、
左側が「擂鉢池」、そして右側が「鏡池」と呼ばれている。
そうしているうちに、遊歩道もそろそろ七合目を迎える。
山肌から噴煙があがる場所は「地獄谷」と呼ばれ、硫黄の匂いもキツくなってくる。

そして遊歩道沿いで一番大きな「姿見の池」が見えてきた。

ここにきて陽が翳り、風も出てきた。
雲も次々と流れてくるので、空を見上げながら一休み。
もう少し風が弱ければ、正に「姿見」の池になってくれたのであろう。
ここからは五合目に向かって下りて行くことになる。
さすがに、山頂まで登る準備はしていないし、何より時間がない(^^;;
この遊歩道は周遊路になっている。私たちは反時計回りで歩いている。
なので、右を見ると自分たちが通ってきた道が見える。
さっき通ってきた場所には、どんどん人が訪れてきている。

山肌の秋の名残を見ながら、五合目まで下りてきた。
この日の気温は6℃…。さすがに身体が冷えてきている。
待合所で身体を少し休めて、帰りのロープウェイに乗った。


先ほど少し調べてみると、旭岳の五合目までは既に雪に覆われているようである。
山から冬の足音が聞こえてくるようである。
このあと、「天人峡の方にも行ってみようか」という事になったのだが、
少しばかり向かったあたりで「時間が足りないや…」と言うことに…(^^;;
そして…朝に立ち寄った場所と、最後の目的地へと…旅はまだ
…つづく…
太陽のヒカリを浴びているにもかかわらず、窓から入ってくる空気が変わってくる。
既に10時半近くになっていたために、駐車場には結構な台数の車がいる。
それでも特に並ぶこともなく、車を停め準備をし、またまたロープウェイへ。
…そして…

旭岳に来た。実は当初、天人峡をと思っていたのだが、到着した時点で既に渋滞が始まっていた。
「だったら…」と言うことで分岐を左に折れて旭岳に向かったのである。
私は小学生の時以来、かみさんは初めてということもあり、ちょっとワクワク(^^;;
七合目までは遊歩道になっているので、折角だからそこまでは行くことにする。



秋から冬へ向かう山の、色々な姿を見ながら登っていく。
「遊歩道」とはなっているものの、岩場や少し急な斜面もあり「軽めの登山道」くらいである。


彼方には先ほど立ち寄った忠別湖も見える。
遊歩道沿いの池にはそれぞれ名前が付いている。この2つの池は、併せて「夫婦池」と呼ばれ、
左側が「擂鉢池」、そして右側が「鏡池」と呼ばれている。
そうしているうちに、遊歩道もそろそろ七合目を迎える。
山肌から噴煙があがる場所は「地獄谷」と呼ばれ、硫黄の匂いもキツくなってくる。


そして遊歩道沿いで一番大きな「姿見の池」が見えてきた。

ここにきて陽が翳り、風も出てきた。
雲も次々と流れてくるので、空を見上げながら一休み。
もう少し風が弱ければ、正に「姿見」の池になってくれたのであろう。
ここからは五合目に向かって下りて行くことになる。
さすがに、山頂まで登る準備はしていないし、何より時間がない(^^;;
この遊歩道は周遊路になっている。私たちは反時計回りで歩いている。
なので、右を見ると自分たちが通ってきた道が見える。
さっき通ってきた場所には、どんどん人が訪れてきている。



山肌の秋の名残を見ながら、五合目まで下りてきた。
この日の気温は6℃…。さすがに身体が冷えてきている。
待合所で身体を少し休めて、帰りのロープウェイに乗った。




先ほど少し調べてみると、旭岳の五合目までは既に雪に覆われているようである。
山から冬の足音が聞こえてくるようである。
このあと、「天人峡の方にも行ってみようか」という事になったのだが、
少しばかり向かったあたりで「時間が足りないや…」と言うことに…(^^;;
そして…朝に立ち寄った場所と、最後の目的地へと…旅はまだ
…つづく…
2007年10月21日
秋を追いかけて…Part5.
五稜での朝霧のあと、少し美瑛の丘を廻ってみた…。
本当は…帰り道を間違えてしまっただけ(^^;;
鳥さんたちも朝ご飯に忙しい時間だ。


季節はずれのヒマワリたち。このヒマワリは、このまま畑にと帰る。
同じ作物ばかりを作っていると、土のチカラが落ちてくる。
そのために、ヒマワリやキガラシなどを植え、そのまま畑に返してしまう。
そうすることで畑が一休みでき、またチカラを取り戻すのである。

そして前回は雨だった場所にも、立ち寄ってみた。
でも…遠くの霧がまだ、晴れてない(^^;;
白金で一ヶ所寄り道をした。でも「ここは午後に来よう」ということで、朝ご飯だけ食べて出発。
次の目的地へ向かう道を考えながら地図を見ていた。
国道をまわって素直に行くのもいいが、ちょっとだけ山道を走るのもいい…
なんて思いながら、「これ道か?」と言う道を走ってみる。
そうは言っても、白金からいきなり山道には…当然ならない(^^;;
白金には「模範牧場」という牧場がある。

「模範」と銘打つだけあって、広大な敷地(東京ドーム87.8個分:私調べ)に牛や馬がゆっくり暮らしている。
確かに元々は木々が生い茂った森であった所を、開墾して牧草地にしているのだから、
決して「自然のままに…」と言うわけではない。
今年の正月に行った陸別町の牧場で飼われている馬たちは、
その牧場主が所有する裏山を、好き勝手に走り回っていた。
ただ…この馬たちは、その牧場主の道楽だからそれが許される。
ここはあくまで「牧場」なのだ。「管理」というものがある以上、ある程度の人のチカラは必要である。
しかし、それにしても…広大な土地である。中に入って牛とともに寝転がりたいところだが、
ここは「観光牧場」ではない。外から楽しませてもらって、気分だけ味わっておいた。
美瑛の…かなり山奥に入っていきながら、地図を信じて林道をひた走る…
そして……行き止まり(^^;;
それでもタダでは引き返さない私たち…写真だけは撮っている(^^;;

仕方なく道道を引き返し、まぁまぁ一般的な道に出る。
長時間走っていたこともあって、トイレに行きたくなった。
「いやぁ…この辺だと着くまで何も無いんじゃないかなぁ…」なんて言っているところに見えた看板。
「忠別湖 駐車場」…ん?トイレマークもあるぞ…というわけで寄ってみた(^^;;

後に調べてみると、29年もの歳月をかけて完成したらしい。
ダムの功罪は色々とある。これからの課題もたくさんあるのだろう。
一概に「ダムはムダ」と言うわけにもいかない。私の故郷にも「砂防ダム」を始めいくつかのダムがある。
これから自然との共生と言うものが必要になるであろう、とても大きな人工物。
…そんなことを考えていたら…目的地はもうすぐそばに…
…つづく…
本当は…帰り道を間違えてしまっただけ(^^;;
鳥さんたちも朝ご飯に忙しい時間だ。


季節はずれのヒマワリたち。このヒマワリは、このまま畑にと帰る。
同じ作物ばかりを作っていると、土のチカラが落ちてくる。
そのために、ヒマワリやキガラシなどを植え、そのまま畑に返してしまう。
そうすることで畑が一休みでき、またチカラを取り戻すのである。


そして前回は雨だった場所にも、立ち寄ってみた。
でも…遠くの霧がまだ、晴れてない(^^;;
白金で一ヶ所寄り道をした。でも「ここは午後に来よう」ということで、朝ご飯だけ食べて出発。
次の目的地へ向かう道を考えながら地図を見ていた。
国道をまわって素直に行くのもいいが、ちょっとだけ山道を走るのもいい…
なんて思いながら、「これ道か?」と言う道を走ってみる。
そうは言っても、白金からいきなり山道には…当然ならない(^^;;
白金には「模範牧場」という牧場がある。



「模範」と銘打つだけあって、広大な敷地(東京ドーム87.8個分:私調べ)に牛や馬がゆっくり暮らしている。
確かに元々は木々が生い茂った森であった所を、開墾して牧草地にしているのだから、
決して「自然のままに…」と言うわけではない。
今年の正月に行った陸別町の牧場で飼われている馬たちは、
その牧場主が所有する裏山を、好き勝手に走り回っていた。
ただ…この馬たちは、その牧場主の道楽だからそれが許される。
ここはあくまで「牧場」なのだ。「管理」というものがある以上、ある程度の人のチカラは必要である。
しかし、それにしても…広大な土地である。中に入って牛とともに寝転がりたいところだが、
ここは「観光牧場」ではない。外から楽しませてもらって、気分だけ味わっておいた。
美瑛の…かなり山奥に入っていきながら、地図を信じて林道をひた走る…
そして……行き止まり(^^;;
それでもタダでは引き返さない私たち…写真だけは撮っている(^^;;



仕方なく道道を引き返し、まぁまぁ一般的な道に出る。
長時間走っていたこともあって、トイレに行きたくなった。
「いやぁ…この辺だと着くまで何も無いんじゃないかなぁ…」なんて言っているところに見えた看板。
「忠別湖 駐車場」…ん?トイレマークもあるぞ…というわけで寄ってみた(^^;;


後に調べてみると、29年もの歳月をかけて完成したらしい。
ダムの功罪は色々とある。これからの課題もたくさんあるのだろう。
一概に「ダムはムダ」と言うわけにもいかない。私の故郷にも「砂防ダム」を始めいくつかのダムがある。
これから自然との共生と言うものが必要になるであろう、とても大きな人工物。
…そんなことを考えていたら…目的地はもうすぐそばに…
…つづく…
2007年10月20日
秋を追いかけて…Part4.
黒岳で遅い昼食を摂り、車に戻る頃には、さすがに少し眠くなってきた。
次の目的地までは1時間半くらい。まぁ…何とかなるかと思って出発した。
旭川紋別道を比布ICで下り、後は一般道と言うコース。しかし…比布ICが近くなってくると猛烈な睡魔が…。
いつもであれば、どこかに車を停めて一眠りしてから再出発になる。
しかし、今日はかなり時間が押している。
翌朝も早い時間を狙っていることもあり、かみさんに運転を代わってもらった。
もともと「てーびぃー号」はかみさんの車なので、運転自体に問題はない。
しかも、糠平湖から三国峠までの間に、ぐっすりと眠っていたかみさんに睡魔はなし(^^;;
比布ICを下りた直後に代わってもらった後は、目的地に着くまで全く記憶がない。
…でも…皆様にも経験があると思うのだが…
目的地に着くまでは、どんな道を通ろうが目覚める気配すらないのに、
目的地の付近や駐車場に停めている時に、ふと目が覚める…
不思議なもんである(^^;;
そして…着いたのはココ。

ちょうど一年前に黒岳を撮りに行った後にも、ここでお湯を頂いた。
この「白銀荘」、今では大きく建て替えをして、立派な浴場もある。
でも私の記憶にあるのは、小学生の時に父に連れてきてもらった「山小屋」なのである。
今でも「山小屋」であることに違いはない。
登山客向けの宿泊も簡易的なもので、食事も基本的に自分たちで作る。
部屋に布団が敷ききれなければ、廊下でも押し入れでも寝る…そんな宿(^^;;
詳しくはかみさんのBlog(コチラ)を参照して頂くとして、
しっかりと身体が暖まったところで、晩ご飯を買って、車泊ポイントへと急ぐ。
白銀荘の住所は上富良野町になるが、白金側へ下りて美瑛の奥地で車泊する。
先日の裏摩周でも満天の星空を堪能したが、人里から離れたこの場所も満天の星空である。
そして空気もかなり冷たくなってきている。明日への期待を込めながら眠りについた…
朝になり、昨年は何とか辿り着いた場所へ向かう。
今年は迷うことなく到着できたのだが、ポイントを探っている間に時間が迫ってきた。

そう…ここは「美瑛町・五稜の丘」。秋にはここの朝霧を撮りにくる事にしている。
前回のロケハン時に上富良野の「千望峠」も確認してみたが、朝陽はこっちの方がイイみたい。
さあ…カメラのセットも終わったあたりで、いよいよ日の出である。

日の出、日の入は刻々と明るさが変化していく。
今回はE-500 + 55-200を三脚にセットし、E-330 + 30/1.4を手持ちで挑んだ。
E-330はある程度馴れてもいるので、大体狙った露出で行けるのだが、
E-500はイマイチ掴み切れていないのもあって、試行錯誤である。

太陽が、その2つ分くらい山から上がったくらいからは、少し明るさの変化が落ち着く。
とは言っても、まだまだ色逢いとヒカリの角度はどんどん変わっていく。

少しシャッターを切る間隔をあけて、やわらかなヒカリと、少しだけ暖まった空気を大きく吸い込む。
肩の力を抜いて、周りを見回してみる。

朝の6時…夜が明けたばかり…。もう仕事を始めていた。
出来るだけ邪魔にならないように…そう思ってこの場所に来ている。
仕事が始まるのならば、早々に立ち去らなくてはならない。
そして…最後に1コマ…

まるで…夢の中にいるようだった…。家に帰ってPCのモニタで見てみると、更に驚いた。
畑の中にある木が、まるで影でも見ているかのように透けている。
はじめは「霧に木の影が写った」のかと思ったが、その「影」を作る木が無いのである。
「デジカメはその場で確認出来るから、フィルムのように出来上がってくるまでのワクワク感がない」
そんな意見をどこかで見たことがある。ネット上か雑誌の投稿かは忘れたが…。
私らも撮影枚数が大量になることが予想される時は、ノートPCを持って行く。
メディアが一杯になるか、ならなくてもその日の夜にはデータを移す。
移した後に確認の意味も含めて一通りの画は見るが、枚数のみの確認で眠ってしまうこともある。
ましてや我が家のノートPCの画面では、構図やブレの確認くらいしか出来ない。
自宅に戻ってデータを移し、撮ってきた画を確認する。
背面液晶やノートPCでは巧く撮れたと思っても…またその逆も…。
最後の撮影地から、自宅に戻って画を見るまでのワクワク感は、
フィルムの時(と言ってもコンパクトやレンズ付きフィルムだけど…)と同じ感覚である。
少なくとも、私とかみさんは…ね(^^;;
…つづく…
次の目的地までは1時間半くらい。まぁ…何とかなるかと思って出発した。
旭川紋別道を比布ICで下り、後は一般道と言うコース。しかし…比布ICが近くなってくると猛烈な睡魔が…。
いつもであれば、どこかに車を停めて一眠りしてから再出発になる。
しかし、今日はかなり時間が押している。
翌朝も早い時間を狙っていることもあり、かみさんに運転を代わってもらった。
もともと「てーびぃー号」はかみさんの車なので、運転自体に問題はない。
しかも、糠平湖から三国峠までの間に、ぐっすりと眠っていたかみさんに睡魔はなし(^^;;
比布ICを下りた直後に代わってもらった後は、目的地に着くまで全く記憶がない。
…でも…皆様にも経験があると思うのだが…
目的地に着くまでは、どんな道を通ろうが目覚める気配すらないのに、
目的地の付近や駐車場に停めている時に、ふと目が覚める…
不思議なもんである(^^;;
そして…着いたのはココ。

ちょうど一年前に黒岳を撮りに行った後にも、ここでお湯を頂いた。
この「白銀荘」、今では大きく建て替えをして、立派な浴場もある。
でも私の記憶にあるのは、小学生の時に父に連れてきてもらった「山小屋」なのである。
今でも「山小屋」であることに違いはない。
登山客向けの宿泊も簡易的なもので、食事も基本的に自分たちで作る。
部屋に布団が敷ききれなければ、廊下でも押し入れでも寝る…そんな宿(^^;;
詳しくはかみさんのBlog(コチラ)を参照して頂くとして、
しっかりと身体が暖まったところで、晩ご飯を買って、車泊ポイントへと急ぐ。
白銀荘の住所は上富良野町になるが、白金側へ下りて美瑛の奥地で車泊する。
先日の裏摩周でも満天の星空を堪能したが、人里から離れたこの場所も満天の星空である。
そして空気もかなり冷たくなってきている。明日への期待を込めながら眠りについた…
朝になり、昨年は何とか辿り着いた場所へ向かう。
今年は迷うことなく到着できたのだが、ポイントを探っている間に時間が迫ってきた。

そう…ここは「美瑛町・五稜の丘」。秋にはここの朝霧を撮りにくる事にしている。
前回のロケハン時に上富良野の「千望峠」も確認してみたが、朝陽はこっちの方がイイみたい。
さあ…カメラのセットも終わったあたりで、いよいよ日の出である。


日の出、日の入は刻々と明るさが変化していく。
今回はE-500 + 55-200を三脚にセットし、E-330 + 30/1.4を手持ちで挑んだ。
E-330はある程度馴れてもいるので、大体狙った露出で行けるのだが、
E-500はイマイチ掴み切れていないのもあって、試行錯誤である。


太陽が、その2つ分くらい山から上がったくらいからは、少し明るさの変化が落ち着く。
とは言っても、まだまだ色逢いとヒカリの角度はどんどん変わっていく。


少しシャッターを切る間隔をあけて、やわらかなヒカリと、少しだけ暖まった空気を大きく吸い込む。
肩の力を抜いて、周りを見回してみる。


朝の6時…夜が明けたばかり…。もう仕事を始めていた。
出来るだけ邪魔にならないように…そう思ってこの場所に来ている。
仕事が始まるのならば、早々に立ち去らなくてはならない。
そして…最後に1コマ…

まるで…夢の中にいるようだった…。家に帰ってPCのモニタで見てみると、更に驚いた。
畑の中にある木が、まるで影でも見ているかのように透けている。
はじめは「霧に木の影が写った」のかと思ったが、その「影」を作る木が無いのである。
「デジカメはその場で確認出来るから、フィルムのように出来上がってくるまでのワクワク感がない」
そんな意見をどこかで見たことがある。ネット上か雑誌の投稿かは忘れたが…。
私らも撮影枚数が大量になることが予想される時は、ノートPCを持って行く。
メディアが一杯になるか、ならなくてもその日の夜にはデータを移す。
移した後に確認の意味も含めて一通りの画は見るが、枚数のみの確認で眠ってしまうこともある。
ましてや我が家のノートPCの画面では、構図やブレの確認くらいしか出来ない。
自宅に戻ってデータを移し、撮ってきた画を確認する。
背面液晶やノートPCでは巧く撮れたと思っても…またその逆も…。
最後の撮影地から、自宅に戻って画を見るまでのワクワク感は、
フィルムの時(と言ってもコンパクトやレンズ付きフィルムだけど…)と同じ感覚である。
少なくとも、私とかみさんは…ね(^^;;
…つづく…
2007年10月16日
秋を追いかけて…Part3.
しかし…最近急に寒くなって、我が家では早くもストーブに火が入ってしまう状態…。
もしかすると…場所によっては秋を通り越して冬になっちまうんじゃないかと思ってしまう(^^;;
さてさて、本題。
三国峠の景色を楽しんだ後、三国トンネルを抜けて裏大雪から表大雪へと入る。
目指すは「日本の秋が始まる頂」を持つ黒岳である。
9月に入ってから、それまでの冷夏との帳尻を合わせるかのような暑さが続いた。
そのせいもあって、「例年よりも少し遅れるかもなぁ…」と予想していた。
昨年は9月後半の連休に行ったので、「今年は10月始めかなぁ…」と予定を立てた。
しかし…山頂の紅葉は例年通りに始まった。ラジヲでそれを聞いた時に、ちょっとショックだった。
そしてTVに映し出された映像を見て「諦めた」(^^;;
そして辿り着いた黒岳は…

既に山頂の紅葉は終わりになってしまっている。
上の写真はロープウェイの中から撮影したもの。LiveViewはこういった時に便利(^^;;
すし詰めの籠の中でまともにカメラを構えると、勿論いい迷惑である。
カメラバッグをお腹に抱えて、その上にカメラを置く。液晶モニタを上に向けてパチリ。
そして、到着した五合目には、まだまだ秋が残っていた。


脇に咲いた小さなエゾリンドウ。そしてもうじき葉が落ちそうな白樺。
昨年は五合目駅の側に咲いていたホタルブクロはもう終わっていたけれど、
季節の移ろいが、見回すだけで感じ取れる。

いくら上の方は紅葉が終わってると言っても、ここまで来て七合目まで行かない手はない。
リフトで上がっていく途中から、徐々に紅葉から枯葉へと変化しているのが解る。
確かに、七合目から上は「寂しい秋」の景色。でも…その反対は…

少し霞みかかって来たのが少々残念ではあるが、次の山々へと色彩の移りゆく姿が見える。
山頂が色付く頃もいいが、五合目くらいまで下りてきた時期もなかなか良いものだと思った。
ここでふと…あることに気がついた…。「おなか空いた」(^^;;
そう…黒岳到着が13時半ころだったのだが、まだ昼ご飯を食べていないのである。
秋で陽の傾きも早くなっているし、この辺で五合目まで一旦下りることにする。

五合目駅付近を少し散策してみる。ちょっと小高くなった見晴台からも、いい眺めだ。
そして15時になる頃には、本当に影が長くなってくる。

既に太陽はここまで落ちてきている。
五合目駅に戻って、屋上の展望台へと行ってみる。

昼食は五合目駅にある食堂で食べることにした。
私が「黒岳ラーメン」と、かみさんが「黒岳鍋焼きうどん」
相変わらず腹ペコの時に、食べ物の写真を撮る余裕は無い(^^;;
何が「黒岳」かと言えば…
「スープに使っている水が黒岳の湧き水」「黒岳で採れたキノコたっぷり」
旨かったです。身体も温まりました。
流石にちょっと疲れた身体は、満腹とともに若干スリープモード気味。
下りのロープウェイに乗って下山する。

紅葉がメインなのは言うまでも無い今回の旅。
この日の撮影はここで終了。明日の目的地は(私たち的には)さほど遠くはない場所。
そして撮影とは別に、もう一つ一年ぶりに行きたいところがあった。
そこへと向かいながら、更に秋を追いかけてみる…
…つづく…
もしかすると…場所によっては秋を通り越して冬になっちまうんじゃないかと思ってしまう(^^;;
さてさて、本題。
三国峠の景色を楽しんだ後、三国トンネルを抜けて裏大雪から表大雪へと入る。
目指すは「日本の秋が始まる頂」を持つ黒岳である。
9月に入ってから、それまでの冷夏との帳尻を合わせるかのような暑さが続いた。
そのせいもあって、「例年よりも少し遅れるかもなぁ…」と予想していた。
昨年は9月後半の連休に行ったので、「今年は10月始めかなぁ…」と予定を立てた。
しかし…山頂の紅葉は例年通りに始まった。ラジヲでそれを聞いた時に、ちょっとショックだった。
そしてTVに映し出された映像を見て「諦めた」(^^;;
そして辿り着いた黒岳は…


既に山頂の紅葉は終わりになってしまっている。
上の写真はロープウェイの中から撮影したもの。LiveViewはこういった時に便利(^^;;
すし詰めの籠の中でまともにカメラを構えると、勿論いい迷惑である。
カメラバッグをお腹に抱えて、その上にカメラを置く。液晶モニタを上に向けてパチリ。
そして、到着した五合目には、まだまだ秋が残っていた。




脇に咲いた小さなエゾリンドウ。そしてもうじき葉が落ちそうな白樺。
昨年は五合目駅の側に咲いていたホタルブクロはもう終わっていたけれど、
季節の移ろいが、見回すだけで感じ取れる。

いくら上の方は紅葉が終わってると言っても、ここまで来て七合目まで行かない手はない。
リフトで上がっていく途中から、徐々に紅葉から枯葉へと変化しているのが解る。
確かに、七合目から上は「寂しい秋」の景色。でも…その反対は…

少し霞みかかって来たのが少々残念ではあるが、次の山々へと色彩の移りゆく姿が見える。
山頂が色付く頃もいいが、五合目くらいまで下りてきた時期もなかなか良いものだと思った。
ここでふと…あることに気がついた…。「おなか空いた」(^^;;
そう…黒岳到着が13時半ころだったのだが、まだ昼ご飯を食べていないのである。
秋で陽の傾きも早くなっているし、この辺で五合目まで一旦下りることにする。

五合目駅付近を少し散策してみる。ちょっと小高くなった見晴台からも、いい眺めだ。
そして15時になる頃には、本当に影が長くなってくる。

既に太陽はここまで落ちてきている。
五合目駅に戻って、屋上の展望台へと行ってみる。

昼食は五合目駅にある食堂で食べることにした。
私が「黒岳ラーメン」と、かみさんが「黒岳鍋焼きうどん」
相変わらず腹ペコの時に、食べ物の写真を撮る余裕は無い(^^;;
何が「黒岳」かと言えば…
「スープに使っている水が黒岳の湧き水」「黒岳で採れたキノコたっぷり」
旨かったです。身体も温まりました。
流石にちょっと疲れた身体は、満腹とともに若干スリープモード気味。
下りのロープウェイに乗って下山する。

紅葉がメインなのは言うまでも無い今回の旅。
この日の撮影はここで終了。明日の目的地は(私たち的には)さほど遠くはない場所。
そして撮影とは別に、もう一つ一年ぶりに行きたいところがあった。
そこへと向かいながら、更に秋を追いかけてみる…
…つづく…
2007年10月16日
お詫び…
「秋を追いかけて…Part2.」の中で、後半3枚の写真が
Zorg上で「非公開」のままになっていました。
現在は「一般公開」に直しましたので、クリックしていただければ、
該当ページが表示されます。
大変申し訳ありませんでしたm(__)m
Zorg上で「非公開」のままになっていました。
現在は「一般公開」に直しましたので、クリックしていただければ、
該当ページが表示されます。
大変申し訳ありませんでしたm(__)m
Posted by honoka at
20:02
2007年10月15日
秋を追いかけて…Part2.
糠平湖へは、道央道~旭川紋別道~上川層雲峡IC~R39で三国峠経由…であった。
前述の通り深夜に移動しているので、周りの景色は全く見えない。
しかも夜の三国峠は霧も出ていて、周りを見ている余裕は全くなかった。
次の秋を追いかけるために、三国峠を戻る方向へと「てーびぃー号」を走らせる。
標高が高くなるにつれて…そして勾配が急になるにつれて、「てーびぃー号」はペースが遅くなる(^^;;
でも…それにつれて、周りの木々が段々と色付いてくる。
「うわぁ…いいねぇ…」等と言いながら峠の頂上までエッチラオッチラ進んできた。
駐車エリアがあることは分かっているが…思った通りの大混雑。
しかし…ここを撮らずして通過は出来ない(^^;;

まずは駐車エリアから余り離れずに撮っていた。
でも…どんどんと歩いて行くんです…みんなが(^^;;
私もご多分に漏れず、今来た道を徒歩で戻る。狙いは…橋の上からの南側の景色。

※Zorgのページでは、是非Largeサイズでご覧ください。
遙か遠くのクマネシリまで、木々が色付いているのが分かる。
常緑樹の合間に転々と黄色に色付く木々たち…。
北海道に「秋を彩る楓や蔦」は本来無い。黄色は白樺やダケカンバであり、紅はナナカマドである。
ご覧いただいている皆さんのモニタでどこまで表現出来ているのか分からないが、
遠くの山に続いている黄色い斑点のようなものは、黄色に色付いた木々の葉たちである。
こんな景色に溜息をつきながら時計を見る…現実に引き戻される瞬間。
本当ならば、もう次の場所に到着している予定の時間である。
…次は、若干「秋に追い越されちゃった」場所へ…
前述の通り深夜に移動しているので、周りの景色は全く見えない。
しかも夜の三国峠は霧も出ていて、周りを見ている余裕は全くなかった。
次の秋を追いかけるために、三国峠を戻る方向へと「てーびぃー号」を走らせる。
標高が高くなるにつれて…そして勾配が急になるにつれて、「てーびぃー号」はペースが遅くなる(^^;;
でも…それにつれて、周りの木々が段々と色付いてくる。
「うわぁ…いいねぇ…」等と言いながら峠の頂上までエッチラオッチラ進んできた。
駐車エリアがあることは分かっているが…思った通りの大混雑。
しかし…ここを撮らずして通過は出来ない(^^;;



まずは駐車エリアから余り離れずに撮っていた。
でも…どんどんと歩いて行くんです…みんなが(^^;;
私もご多分に漏れず、今来た道を徒歩で戻る。狙いは…橋の上からの南側の景色。



※Zorgのページでは、是非Largeサイズでご覧ください。
遙か遠くのクマネシリまで、木々が色付いているのが分かる。
常緑樹の合間に転々と黄色に色付く木々たち…。
北海道に「秋を彩る楓や蔦」は本来無い。黄色は白樺やダケカンバであり、紅はナナカマドである。
ご覧いただいている皆さんのモニタでどこまで表現出来ているのか分からないが、
遠くの山に続いている黄色い斑点のようなものは、黄色に色付いた木々の葉たちである。
こんな景色に溜息をつきながら時計を見る…現実に引き戻される瞬間。
本当ならば、もう次の場所に到着している予定の時間である。
…次は、若干「秋に追い越されちゃった」場所へ…
2007年10月15日
おつかれモード…
本来であれば、休日を利用してBlogの更新をする予定だった…。
もともと13日(土)は会社の同僚の引越を手伝う事になっていて、
その夕方から14日(日)にかけて写真のセレクトと現像、そしてLogの作成…の予定だった…。
そして14日の午前に関しては、10月のうちに行っておきたい場所があったので、
そこに行って午後にまた、続きをやろうと思っていた…。
…しかし…まぁ…言い訳なんですが(^^;;
引越が思ったよりハードだった。
エレベータの無い建物の5階から、同じくエレベータの無い別棟の5階への引越。
一般的な公団や市営住宅だと思ってくれれば間違いない…
しかも人員は、当人含めて3人…。タンス3本と90cmの規格水槽だけでも必死…。
「小さい荷物だけでも先に運んでおいてくれてれば…」なんて微かな望みは脆くも崩れ去り、
「大きなものから小さなものまで」全て5階 to 5階である(--;;
朝8時にスタートして結局終わったのが19時頃…1時間くらい休んでから帰宅。家に着いたら眠ってしまった…(^^;;
22時頃に起こされて晩ご飯。本当ならばいつものように夜のうちに現地入りするのだが、
天気の不安と体力の回復を考えて、近場だったこともあり朝出発にした。
そして14日(日)に行った場所とは…

えぇ…登山です(^^;;
引越作業中は「やっぱり明日の樽前は辞めよう」と何度と無く思ってた。
それでもこの夏、撮影であちこち歩き回ったせいか思ったよりも足の疲労が少なく感じた。
家を出たのが9時…樽前山七合目の駐車場が混んでいて、登り始めたのが11時くらいだった。
天候は芳しくなく、登り始めこそ晴れ間があったが、途中若干の雨もあった。
詳細は、「秋を追いかけて…」の終了後に…って随分先になるなぁ…(^^;;
まぁ…これからは市内も色付いてくるので、何とか追いつかせないとね。
しかし…足痛い…疲れた…(--;; もう若くはないのね…(^^;;
もともと13日(土)は会社の同僚の引越を手伝う事になっていて、
その夕方から14日(日)にかけて写真のセレクトと現像、そしてLogの作成…の予定だった…。
そして14日の午前に関しては、10月のうちに行っておきたい場所があったので、
そこに行って午後にまた、続きをやろうと思っていた…。
…しかし…まぁ…言い訳なんですが(^^;;
引越が思ったよりハードだった。
エレベータの無い建物の5階から、同じくエレベータの無い別棟の5階への引越。
一般的な公団や市営住宅だと思ってくれれば間違いない…
しかも人員は、当人含めて3人…。タンス3本と90cmの規格水槽だけでも必死…。
「小さい荷物だけでも先に運んでおいてくれてれば…」なんて微かな望みは脆くも崩れ去り、
「大きなものから小さなものまで」全て5階 to 5階である(--;;
朝8時にスタートして結局終わったのが19時頃…1時間くらい休んでから帰宅。家に着いたら眠ってしまった…(^^;;
22時頃に起こされて晩ご飯。本当ならばいつものように夜のうちに現地入りするのだが、
天気の不安と体力の回復を考えて、近場だったこともあり朝出発にした。
そして14日(日)に行った場所とは…

えぇ…登山です(^^;;
引越作業中は「やっぱり明日の樽前は辞めよう」と何度と無く思ってた。
それでもこの夏、撮影であちこち歩き回ったせいか思ったよりも足の疲労が少なく感じた。
家を出たのが9時…樽前山七合目の駐車場が混んでいて、登り始めたのが11時くらいだった。
天候は芳しくなく、登り始めこそ晴れ間があったが、途中若干の雨もあった。
詳細は、「秋を追いかけて…」の終了後に…って随分先になるなぁ…(^^;;
まぁ…これからは市内も色付いてくるので、何とか追いつかせないとね。
しかし…足痛い…疲れた…(--;; もう若くはないのね…(^^;;
2007年10月12日
秋を追いかけて…Part1.
自分の予想よりも遅かったり早かったりする今年の紅葉前線。札幌では、気の早いナナカマドや白樺が秋を誘っている。
この時期はやっぱり大雪山方面は外せない。そう考えると、今回の行き先は案外素直に決まった。
…と言うわけで、10月6・7日と秋を追いかけて出かけてきた。
まず向かったのは、先日初めて行った糠平湖。
前回のLogには載せていなかった、おじいさんとの会話…。
「普通、秋になっちゃうと橋は沈んじゃうんさ。でも今年は水が少ないしょ。
だから、このまま水が上がってこなければ…ね?」
…そう…橋のバックが紅葉になる。
「そうか…でもそういった写真って…」
「そうさ。今までに無いんだよねぇ…そういった画は。だから今から楽しみなのさぁ(^^)」
そう言って大きな声で笑っていた。
もしかしたら「おじいさんにとっては初めて」なのかもしれない。
でも、私たちにとっても「願ってもないチャンス」である。
ただ…心配事が…。ここ数日、結構強い雨が降っていた。もしかすると、既に沈んでしまっているかもしれない。
まぁ…行ってみてダメだったら糠平湖を撮ってくれば良いだけだし(^^;;
前回と同じく、国道沿いの駐車帯で一眠りしたあと、林道を抜けて糠平湖へと向かう。
朝、周りを見ると、木々が色付き始めている…あとは橋である…。
駐車場(と言うほどの広さは無いが、停められるようになってる)から見える湖は、同じように湯気を上げている。

湖へと向かう路を歩いていると…

前回よりも水位は上がっているが、橋はしっかりと…その姿を水上に現している。
少しすると奥の方の湯気が、風に乗ってこちらにやってくる。

ただ、こちらからではバックの山が遠すぎる(^^;;

こんな感じになってしまうのである。勿論それは、前回で確認済み。
そこで、前回おじいちゃんに教えてもらった場所へと移動する。
そこから見えた景色は…

更にそこから少し移動して…

今回はE-500の屋外デビューでもある。
C-770UltraZoomを首から下げて、ポケットにDiMAGE X20という2台持ちは有ったが、一眼を2台持っての撮影は初めてである。
流石に三脚まで2台持って、足場の悪い場所を歩くのは無理(^^;;
まだ早朝で場所によっては薄暗い所もあるので、E-500を三脚に据えた。
E-330の方がまだ高感度に強いので、こちらは手持ちで感度をあげてシャッタースピードを稼ぐことにした。
色々と悩むことも多く、機種による写り方の違いにも戸惑っている。
まぁ…焦っても仕方がないので、ドンドン撮って少しずつ慣れていくしかない…か(^^;;
撮ったり歩いたりしながら、おじいちゃんを捜してみた。
…しかし、どうやらこの日は来ていなかったようである。
あのおじいちゃんの事だから、先に下見に来ていて「もう少し後だな」となっていても不思議はない。
「3日に1回は来ている」くらいだし…(^^;;確かにもう少し後の方が、山の色付きも良くなると思う。
もしかすると今くらいが一番いいのかもしれない。
気がつくと、もう2時間以上も経っていた。車に戻って何気なく上を見ると…

だんだんと、空も秋らしくなってきている。

そして…次の秋を探しに、この場を後にした…。
…つづく…
※今回は1ヶ所毎にLogにしていく予定です。いわゆる「まったりペース」です…って、いつものことか(^^;;
この時期はやっぱり大雪山方面は外せない。そう考えると、今回の行き先は案外素直に決まった。
…と言うわけで、10月6・7日と秋を追いかけて出かけてきた。
まず向かったのは、先日初めて行った糠平湖。
前回のLogには載せていなかった、おじいさんとの会話…。
「普通、秋になっちゃうと橋は沈んじゃうんさ。でも今年は水が少ないしょ。
だから、このまま水が上がってこなければ…ね?」
…そう…橋のバックが紅葉になる。
「そうか…でもそういった写真って…」
「そうさ。今までに無いんだよねぇ…そういった画は。だから今から楽しみなのさぁ(^^)」
そう言って大きな声で笑っていた。
もしかしたら「おじいさんにとっては初めて」なのかもしれない。
でも、私たちにとっても「願ってもないチャンス」である。
ただ…心配事が…。ここ数日、結構強い雨が降っていた。もしかすると、既に沈んでしまっているかもしれない。
まぁ…行ってみてダメだったら糠平湖を撮ってくれば良いだけだし(^^;;
前回と同じく、国道沿いの駐車帯で一眠りしたあと、林道を抜けて糠平湖へと向かう。
朝、周りを見ると、木々が色付き始めている…あとは橋である…。
駐車場(と言うほどの広さは無いが、停められるようになってる)から見える湖は、同じように湯気を上げている。

湖へと向かう路を歩いていると…

前回よりも水位は上がっているが、橋はしっかりと…その姿を水上に現している。
少しすると奥の方の湯気が、風に乗ってこちらにやってくる。

ただ、こちらからではバックの山が遠すぎる(^^;;

こんな感じになってしまうのである。勿論それは、前回で確認済み。
そこで、前回おじいちゃんに教えてもらった場所へと移動する。
そこから見えた景色は…


更にそこから少し移動して…


今回はE-500の屋外デビューでもある。
C-770UltraZoomを首から下げて、ポケットにDiMAGE X20という2台持ちは有ったが、一眼を2台持っての撮影は初めてである。
流石に三脚まで2台持って、足場の悪い場所を歩くのは無理(^^;;
まだ早朝で場所によっては薄暗い所もあるので、E-500を三脚に据えた。
E-330の方がまだ高感度に強いので、こちらは手持ちで感度をあげてシャッタースピードを稼ぐことにした。
色々と悩むことも多く、機種による写り方の違いにも戸惑っている。
まぁ…焦っても仕方がないので、ドンドン撮って少しずつ慣れていくしかない…か(^^;;
撮ったり歩いたりしながら、おじいちゃんを捜してみた。
…しかし、どうやらこの日は来ていなかったようである。
あのおじいちゃんの事だから、先に下見に来ていて「もう少し後だな」となっていても不思議はない。
「3日に1回は来ている」くらいだし…(^^;;確かにもう少し後の方が、山の色付きも良くなると思う。
もしかすると今くらいが一番いいのかもしれない。
気がつくと、もう2時間以上も経っていた。車に戻って何気なく上を見ると…

だんだんと、空も秋らしくなってきている。

そして…次の秋を探しに、この場を後にした…。
…つづく…
※今回は1ヶ所毎にLogにしていく予定です。いわゆる「まったりペース」です…って、いつものことか(^^;;
2007年10月10日
新しいなかま…その2
去る9月30日…日本最北のドーム球場で、某家電量販店の売り出しがあった。
E-1後継機の話題が佳境を迎える中、「展示品でもいいからE-1でも無いかなぁ…」と覗いてみる。
会場の中の「蚤の市」(展示品や訳あり品を売っているブース)を探っていると…
「E-500 17.5-45 バリューキット」なるものを発見(^^;;
「あぁ…KodakのKAFもこれが4/3では最後なんだろうなぁ…」と思った
…ら…買っていた(^^;;

…どうやら展示品だったようで、あちこち汚れている。
流石E-SystemだけにLPFにこそゴミ(の写り込み)は無かったが
ファインダーはゴミだらけ。そりゃ、あれだけ埃っぽい店内だもんなぁ…。
裏メニューでシャッター数を確認してみると、1200とちょっと。
これくらいは、1泊2日の撮影でも可能な数なので無問題。
付属品も不足無く入っていた。…いや…本来入っていないレンズフードが入っていた。
ちなみに17.5-45にはフードは着かない。着けられない。どうやら14-45用のフードみたいである(^^;;。
本当はボディだけで良かった。現時点で標準ズーム域内のレンズが3本。
これについてきたレンズも合わせると4本…。しかも、3本が梅クラス…ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
しかし…このレンズ、単品での発売がなく、しかも軽い(210g)。
撮影距離も、14-45の38cmに比べて28cmで、最大倍率も0.16(0.35)倍に対して0.23(0.46)倍
そしてフィルター径が52mmなのも嬉しい誤算。C-770UltraZoomの時に買ったフィルターが使える(^^;;
(まぁ…フィルターの解像度が追いついていないのはご愛敬ではあるが…)
買ってからすぐに外へは持ち出せ無かったので、実家に行ったついでに試し撮り。

まぁ…本当ならば「(KAF CCDの)オリンパスブルー」的な画の方が良いのかもしれないけど
最近この子を撮ってあげてなかったから…(^^;;
そして先の連休に、初めて外に持ち出しての撮影となった。
上の画はその時にE-330で撮影したものである。
その様子は追って掲載しますが、やっぱり独特の「あお」が出ます。
基本的にRAWから現像するため、RAWオンリーで撮っていた私ですが、
最近RAW+JPEG(HQ)で撮るようにしている。
そしてE-500で撮った画に関しては…「対象によっては撮って出しの方がイイ」場合がある。
現像ではなかなか同じ色が出せない…。面白いものである。
E-330とは明らかに色造りが違っていると感じた。
画像処理エンジンは両機とも「TruePic TURBO」。もちろん半年違えば多少は改良があるだろう。
そしてKAF CCDとLive-MOSと言う撮像素子の違い。
全てとは言わない…でも、はまった時には何とも魅力的な色を出してくれる。
しかし…良いことばかりでもない(^^;;
どこで見たかは忘れたが、「歴代4/3の中で最低のファインダー」と呼ばれていた。
調べてみると確かに倍率が一番低い。
そしてE-330にはME-1を装着している関係で、E-500のファインダーは本当に小さく見える。
また、AEセンサーや測光のプログラムもE-330とは違うのだろう。
同じ被写体を同じ絞り、SS、感度で撮ってもE-330に比べて明るく写る。
この感覚にまだ慣れない。まだ暫く時間がかかると思う。
考えてみると、E-System第一章普及機の中の両極にある2機種が手元にあるのかもしれない。
オーソドックスなダハミラーで、OLYMPUSのポリシーにも近い「軽い」を当時の最軽量で実現したE-500。
そしてユニークなポロミラーで、他社が追随しているLiveViewを世界で初めて時間制限なしで搭載したE-330。
E-1からのKodak KAF CCDを採用し、独特な色造りを成すE-500。
新たに、そして第二章に続くPanasonic Live-MOSを採用し、若干素直な色造りにはなったものの
未だ世界で唯一のLiveView Aモードを搭載するE-330。
撮影の楽しみが、また一つ増えた。E-330とE-500…ある意味、いいライバルなのかもしれない。
E-1後継機の話題が佳境を迎える中、「展示品でもいいからE-1でも無いかなぁ…」と覗いてみる。
会場の中の「蚤の市」(展示品や訳あり品を売っているブース)を探っていると…
「E-500 17.5-45 バリューキット」なるものを発見(^^;;
「あぁ…KodakのKAFもこれが4/3では最後なんだろうなぁ…」と思った
…ら…買っていた(^^;;

…どうやら展示品だったようで、あちこち汚れている。
流石E-SystemだけにLPFにこそゴミ(の写り込み)は無かったが
ファインダーはゴミだらけ。そりゃ、あれだけ埃っぽい店内だもんなぁ…。
裏メニューでシャッター数を確認してみると、1200とちょっと。
これくらいは、1泊2日の撮影でも可能な数なので無問題。
付属品も不足無く入っていた。…いや…本来入っていないレンズフードが入っていた。
ちなみに17.5-45にはフードは着かない。着けられない。どうやら14-45用のフードみたいである(^^;;。
本当はボディだけで良かった。現時点で標準ズーム域内のレンズが3本。
これについてきたレンズも合わせると4本…。しかも、3本が梅クラス…ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
しかし…このレンズ、単品での発売がなく、しかも軽い(210g)。
撮影距離も、14-45の38cmに比べて28cmで、最大倍率も0.16(0.35)倍に対して0.23(0.46)倍
そしてフィルター径が52mmなのも嬉しい誤算。C-770UltraZoomの時に買ったフィルターが使える(^^;;
(まぁ…フィルターの解像度が追いついていないのはご愛敬ではあるが…)
買ってからすぐに外へは持ち出せ無かったので、実家に行ったついでに試し撮り。

まぁ…本当ならば「(KAF CCDの)オリンパスブルー」的な画の方が良いのかもしれないけど
最近この子を撮ってあげてなかったから…(^^;;
そして先の連休に、初めて外に持ち出しての撮影となった。
上の画はその時にE-330で撮影したものである。
その様子は追って掲載しますが、やっぱり独特の「あお」が出ます。
基本的にRAWから現像するため、RAWオンリーで撮っていた私ですが、
最近RAW+JPEG(HQ)で撮るようにしている。
そしてE-500で撮った画に関しては…「対象によっては撮って出しの方がイイ」場合がある。
現像ではなかなか同じ色が出せない…。面白いものである。
E-330とは明らかに色造りが違っていると感じた。
画像処理エンジンは両機とも「TruePic TURBO」。もちろん半年違えば多少は改良があるだろう。
そしてKAF CCDとLive-MOSと言う撮像素子の違い。
全てとは言わない…でも、はまった時には何とも魅力的な色を出してくれる。
しかし…良いことばかりでもない(^^;;
どこで見たかは忘れたが、「歴代4/3の中で最低のファインダー」と呼ばれていた。
調べてみると確かに倍率が一番低い。
そしてE-330にはME-1を装着している関係で、E-500のファインダーは本当に小さく見える。
また、AEセンサーや測光のプログラムもE-330とは違うのだろう。
同じ被写体を同じ絞り、SS、感度で撮ってもE-330に比べて明るく写る。
この感覚にまだ慣れない。まだ暫く時間がかかると思う。
考えてみると、E-System第一章普及機の中の両極にある2機種が手元にあるのかもしれない。
オーソドックスなダハミラーで、OLYMPUSのポリシーにも近い「軽い」を当時の最軽量で実現したE-500。
そしてユニークなポロミラーで、他社が追随しているLiveViewを世界で初めて時間制限なしで搭載したE-330。
E-1からのKodak KAF CCDを採用し、独特な色造りを成すE-500。
新たに、そして第二章に続くPanasonic Live-MOSを採用し、若干素直な色造りにはなったものの
未だ世界で唯一のLiveView Aモードを搭載するE-330。
撮影の楽しみが、また一つ増えた。E-330とE-500…ある意味、いいライバルなのかもしれない。