現場ガンバレ!

honoka

2011年03月19日 00:09

 去る3月11日に発生した東日本大地震で被害にあわれた方々に、
心よりお見舞い申し上げます。そして…
一刻も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。

 私自身は北海道のやや内陸側におり、大きな揺れもなく(長かったけど)済みました。
北海道では、太平洋沿岸で津波の被害がありました。
函館や襟裳には知り合いもおり、無事は確認できたものの後片づけが大変なようです。

 そして…連日報道されている「東京電力福島原子力発電所」の事。
別に私は、何処かの国の首相のように「原子力に詳しい」なんてことはありません。
だから、現地に行って出来ることは何もない…のです。
でも…私も一応「技術屋の端くれ」だと思っています。
だからこそ…「日本の技術屋の底力」を最後まで信じています。
きっと…必ず…
「安全な場所でのうのうと現場指示をしている気になっている人たち」の口から
「終息宣言」を言わせて見せると思っています。
時間がかかっても…犠牲が出ても…きっと彼等はやり遂げる。
…そう言った時、はるかが言いました…
「それって、私たちの替わりに被曝してくれって言ってるのと同じじゃ…」
そのとおりです。だって…出来るのは彼等だけなんだもの。
そして、彼等もそれを覚悟で現場に居る。覚悟が出来なきゃ居られない。
私の仕事では放射性物質こそ扱いませんが、爆発性のある物質を扱っています。
もし天災が起きれば、危険を承知でその場所に行って作業するでしょう。
「自分しか出来ない」「自分なら出来る」…どちらかがあれば技術屋は飛び込みます。
家族を守る、街を守る、国を守る…
残される家族にはたまったものではないだろう。
でもそれは「技術屋」にとっての誇りでもあるのだと私は思っている。
それが分かるから…

 「日本の技術力を…日本の技術屋の底力を…最後まで信じてる
 
 「だから…現場ガンバレ!とにかくガンバレ!
※この写真…偶然にも昨年の3月11日に撮影したものでした。

はるかの両親は神奈川県にいます。
本人たちは否定しますが、私たちから見ればある意味「被災者」です。
そして今後…原発事故の被災者になる可能性も残されています。
私も神奈川県に10年以上住んでいたので、知人も多くいます。
全ては救えない…せめて…
そんなことを考える毎日です。

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